約 3,430,834 件
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/616.html
【ゲーム】ポケットモンスタールビー 【作者名】優奈 【完成度】更新中(08/06/04~ ) 【動画数】 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/6987738 【備考】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokemonkaizouwiki/pages/25.html
改造コードって何? 当ページでは改造コードについて解説しています。 そもそも改造コードはどうやって使うの? 中には勘違いをして、改造コードを使うゲームの中に打ち込む場所があると考え込む方もいます。 ですが、改造コードは打ち込むための改造ツールが必要になります。 改造ツールに使いたい改造コードを打ち込み、ゲームをプレイすると効果を発揮します。 改造ツールって何? 改造コードを打ち込むためのゲームソフトです。 例えばワザポンやプロアクションリプレイ、コードリンクスなどがあります。 現在ワザポンは販売されていません。 改造コードを使用するとどんな効果を得ることができるの? 改造コードを使用すると、キャラが無敵になったり所持金を最大にすることができます。 通常ではできない事ができ、スムーズにゲームを進めることができます。 改造ツールはどのお店で買えるの? 以前まではゲームを取り扱うお店で販売されていましたが、現在は販売されていないお店もあるようです。 ワザポンやコードフリークなどのコードはヤマダ電機でも販売されていましたが、現在販売は中止された様です。 中古の改造ツールを購入するのであれば、ブックオフなどの中古販売店で買える様です。 これ以外にも疑問に思った事などがございましたら下のコメントフォームより投稿してください。 改造コードに対する疑問&質問(雑談等は禁止です) 改造コードについて疑問に思っている事をコメントに書き投稿をしてください。 -- もっしー@管理人 (2009-12-31 15 33 26) 改造コードはどこで買えるんですか? -- はてな (2011-12-18 10 34 10) ぼくも、改造コードが欲しい。 -- 水島勇貴 (2012-08-30 02 17 54) 改造コード欲しーーーー -- 飛来 (2013-01-07 15 13 53) 中古やに改造コードって売ってるの? -- 飛来 (2013-01-07 15 18 13) 改造コードは、新品で売っている所はあるんですか? それと他に売っている所はありますか? -- ポケモン (2013-04-27 20 06 45) 改造コードなんて絶対反対!この世から消えてなくなればいい! -- 高井俊明 (2017-04-16 08 29 35) 改造ツールを使っている人達は皆犯罪者だ! -- 高井俊明 (2017-04-16 08 30 25) ポケットモンスターのゲームソフトを、改造ツールを使って改造している人は、全員ポケモントレーナー失格だ!ただの犯罪者だ! -- 高井俊明 (2017-04-16 08 51 56) 改造ツールを使って改造している人達に言いたい!今すぐ改造をやめろ!そして正々堂々とゲームで遊べ!改造コードで遊ぶな!□ -- 高井俊明 (2017-04-16 08 53 58) 改造ツールを作っている会社にも言いたい。今すぐ開発を中止しろ!そして倒産してしまえ! -- 高井俊明 (2017-04-16 16 00 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/genosekuto/pages/14.html
このwikiとの関連があるサイトです。 このwikiの管理人、メンバーが作っている改造ポケモンの公式サイト ポケットモンスター サントパーズ・ムーンクラウン このwikiの管理人、メンバーが作っている合成ポケモンのwiki 合成ポケモンwiki
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/111.html
(※この項目には、「ポケットモンスター(ゲーム)」のアイテムも含まれます) 【きんのたま】 神楽に支給。 ”おじさんの きんのたま だからね!” 普通の純金製の丸い玉。ポケモンの世界では5000円で売ることができるが、 もちろんここでは意味のないただの玉である。 鈍器くらいには使えるか。 【モンスターボール(ウツドン)】 翠星石に支給された。 ウツドンが入ったモンスターボール。このロワではポケモンは感情を持たず、 ただ主人の後をついて命令をきくだけの言わばモンスター型ファンネル。むしろピクミン? 耐久は微妙。 一度モンスターボールに戻すと、次にボールから出した人間を言うことを聞くようになっている。 ちなみに使える技は以下の通り。 はっぱカッター:葉っぱ状のエネルギー体みたいのを数発飛ばす。切れ味は鋭い。射程距離は5mほど。PP(使用回数)(8/10) つるのムチ:頭のつるを伸ばしてムチようにして攻撃する。それなりに痛い。1mは伸びるらしい。命令次第では縛ることも出来る。PP(15/15) どくのこな:口から毒の成分をもつ粉を飛ばす。吸うとまずいことになる。PP(2/2) どろぼう:つるを素早く動かし、所持品を奪う。ウツドン自体の機動力から性能は微妙なとこ。PP(5/5) ちなみに、レッドがウツドンにちょっとばかり因縁があったりする。 (参考:ポケットモンスターSPECIAL 2巻) 【ポケモン図鑑@ポケットモンスター】 太刀川ミミに支給された。 ポケモンの情報を読み取る機能のある図鑑。 このロワだと、意志ある支給品の情報を読み取ることができる(ポケモン含む)。 また、半径5m以内で相手を認識さえしていれば大まかな体力が確認できる。 パソコンなどに接続可能らしいが……?
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/17326.html
登録日:2010/09/23 Thu 02 40 31 更新日:2024/08/23 Fri 08 48 47 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 A←○○の事ではない むしろAA イエロー イエローヒロイン カントー地方 スケッチブック トキワのトレーナー トキワシティ トレーナー ネタバレ項目 パートナーはピカチュウ♀ ポケスペ ポケスペオリジナルキャラ主人公 ポケットモンスター ポケットモンスターSPECIAL ポケモン ポケモンは友達 ポケモントレーナー ポケモン登場人物項目 ポニテ ロリ 伏線 図鑑所有者 年上!? 特殊能力 男装 癒やす者 第2章 第一世代 苦悩の連続 釣り竿 麦わらくん 友達(・・)!! 注意:この項目は本編のネタバレを含みます イエローとは、『ポケットモンスターSPECIAL』の登場人物。 ○プロフィール メイン担当 第2章 誕生日 3月3日 星座 魚座 年齢 15才(第6章時) 血液型 A 出身地 カントー地方トキワシティ ピカチュウ版の主人公(というかサトシ)をイメージしたキャラだが、デザインを含め殆どマンガオリジナル。 黄色い麦わら帽子と釣り竿がトレードマークで一人称は「ボク」。 傷付いて帰ってきたピカに慌てふためいてるオーキド博士の前に、ふらりと現れた少年。 実はポニテが似合う可憐な女の子。 最初こそ素性知れずのためオーキドの不信を買ってしまうも、実力と信念を示しピカも懐いているためレッドを探す旅に出る事を許可された。 ○人物 フルネームは「イエロー・デ・トキワグローブ」。 トキワの森に10年に一度生まれてくる特殊能力者。周囲の「気」を自らと同調させることで、ボール程度のものなら手を触れずに動かすことができる。 この気を操る力はポケモンにも使え、傷を治すことや気持ちを読み取ることまで可能。 良く眠るのはこの回復能力の副作用による物。 余談だが、かなりの小柄かつ童顔なので、ジョウト組の図鑑所有者全員に年上である事を驚かれた。 性格としては呑気なマイペースで根が純粋、そしてよく眠る。 更にはポケモンが初めて進化した際には戸惑い、泣き喚くなどブルーと別の意味で年齢が疑わしくなるメンタリティを持つ。 「ポケモンは友達」という認識であるため、バトルは最低限のダメージで終わらせる主義。ゆえに、ルールに基づいた正面切ってのバトルはやや苦手の様子。 その代わり、ポケモンを蔑ろにする人間には本気で怒る。 怒った時の雰囲気は、普段からは考えつかないくらい男らしい。ホントは女の子なのに。 Nやファイツと絡むとどんな科学反応を起こすのか、興味深くはあるが実現するだろうか……? 第2章中盤、グリーンに師事。感情でポケモンの能力を補強するという謎の力を習得。 師事したグリーンにこの能力はないので、これに関しては気を操る力の応用だと思われる(が劇中で明言はされてない)。 ○イエローの手持ち 該当項目を参照。 ○各章での活躍 【第1章】 対サカキ編の冒頭で登場。レッドに助けられ「ポケモンは友達」と教えられる。 そしてサカキ戦後、レッドに「トキワの新しいジムリーダーになって欲しい」と願い、レッドは承諾。 これが二人の絆の始まりとなる。 なおこの時点での一人称は「私」だった。 【第2章】 偶然出会ったブルーに見初められ、レッド捜索に乗り出す。 この時、ブルーから男装を指示される。 道中でグリーンに修行をつけてもらったとはいえ、ポケモンバトルの腕は他の図鑑所有者と比べてもまだまだであるうえ、「ポケモンを傷つけたくない」という考えもあり、圧倒的に強い四天王からは逃走を余儀なくされる。 そして同じトキワの能力者で、四天王の一人でもあるワタルとは、人間とポケモンの関係に対する考えの違いで対立する事になる。 最終決戦ではカツラと協力してワタルに挑むも、絶大な能力を持つ竜軍団に右腕を折られるなど苦戦。 ワタルの理論に反感を持ち、自分の信念を貫くため拒否し続けていた「ポケモンの進化」を受け入れ、パワーアップ。レッド達の援護もありワタルを破る。 なお、この時交換してないのにゴローンがゴローニャに進化するなど、トキワの森の特殊能力らしき物を発動させた(*1)。 【第3章】 レッドのジムリーダー試験挑戦を見守るが、結局彼はピカを彼女に託して(*2)治療の旅に出てしまう。 丁度その時、叔父のヒデノリが前章のラストで消えた「鳥」の行方をつかみ、共にジョウトへと向かうことを提案される。 イエローはそれに同行し、後輩の図鑑所有者たるクリスと出会ったのを皮切りに、事件の核心へと迫っていくことになった。 本人には理由がわからなかったが、スズの塔でエンテイ・ライコウ・スイクンを封印から解放するなど、ストーリー上で重要な役割を果たした。 その能力から、オーキド博士から「癒やす者」の称号が付けられた。 終盤、レッドにおにゃのこである事がバレる。 【第5章】 本章からまつげが描かれるようになり、ちょっとだけ女性らしさが増した。 トキワで自分の出自を探るシルバーと再会。そこにロケット団が襲いかかる形で事件に巻き込まれる。 普段は帽子を外していたが戦闘時にはかぶる。やはり男らしさ全開。 事件中、型落ちした旧ポケモン図鑑の所有者になる。 最後はレッドに抱えられながら他の仲間と共に石化してしまう。 【第6章】 レッド達と一緒にバトルフロンティアに運び込まれる。 終盤、ジラーチの願いにより復活し図鑑所有者の一人としてガイルと戦う。 そして図鑑所有者たちの合体攻撃の大トリを飾った。 ◇セリフ集 「ハイ!約束どおりバトルを“終わらせ”ました!」 「図鑑がなくなってしまった今、キャンセルボタンはもう押せない。いや…キャンセルボタンはもう……押さない!」 「確かに人間は自然を壊してきた。自然は決して人間だけのものじゃないのに。森を壊して川をよごして…そうしてポケモンたちの住む場所を少しずつ消してきた」 「人間を憎む気持ち。ワタルはそんなポケモンたちの気持ちを代弁している。おまえがワタルを慕う気持ちも…わかる!」 「だけど…」 「だからって人を!町を!すべて破壊するなんて間違ってる!!きっと人とポケモンは共存できる!そうだよね!ピカ!ラッちゃん! ボクはそれを証明したい!!オムすけ、ドドすけ、ピーすけ、ゴロすけ…それを証明するための力が…」 「ボクは…力が欲しい―――――!!!」 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] そもそも二章自体が当時のポケモン金銀の発売延期を受けて作られたものらしい。ゲームの発売延期をここまで感謝したのは人生初だが、仮にこの延期が無かったらこの娘は今でもトキワシティで帰りを待つヒロインだったんだろうか…? -- 名無しさん (2021-01-06 05 45 51) ↑発売延期がなければそもそもサカキとの戦いを描く尺がないので、存在自体抹消されてた可能性があります。 -- 名無しさん (2021-01-06 07 10 46) 子供の頃に読んでた時、男性陣は結構大怪我とかする時もあるけど、(ブルーの偽造は置いておいて)このマンガの女性陣はそんなに大怪我をしてなかったので骨折したときは驚いた記憶がある。 -- 名無しさん (2021-06-18 01 41 07) 主役で終盤まで性別ミスリードさせる例は他にあったっけ -- 名無しさん (2021-07-03 12 43 30) ダイレクトアタック有りのポケスペでイエローが本気で敵を倒そうと思ったら、ヤナギやワタルみたいに常時バリア貼れる奴じゃないと勝てないと思うわ。バタフリーの機動力で動き回りながら釣り竿の届く範囲のどこからでもボール操作して奇襲出来るから、サカキみたいな徒歩勢じゃ絶対に勝てない。長期戦になってもイエローのチート能力で回復出来るから絶対に先に息切れしない -- 名無しさん (2021-07-19 20 15 46) サカキにはスピアーがいるし、バタフリーのスピードはそこまで早くないだろう -- 名無しさん (2021-08-28 12 42 17) 長期戦でポケモンは息切れしないだろうけど、回復するイエローの方が先に限界来るだろうね。トレーナーがどんどん疲れていくならポケスペではむしろ致命的かも -- 名無しさん (2021-09-27 03 53 39) ↑×7:リラは? 当時は性別不詳の一人称「ボク」だったが、ポケスペではとにかく一人称を言わせないようにしていた。(一人称いう必要のある際は「このリラ」でほとんど押し切った) -- 名無しさん (2022-02-05 02 26 41) リーリエやルザミーネさん、シロナさんに並ぶ魅力的なトレーナー -- 名無しさん (2024-07-22 12 37 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/83452/pages/14903.html
136. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 13 11.06 ID zbGiL2dK0 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム デルビル 澪 ゼニガメ 律 ヒトカゲ ムギ フシギダネ 純 うい 注 一部残酷な表現(?)もあるかもしれないから注意 梓が主人公だからです 以下、おつきみやま編 「ロケット団との死闘・後編」投下 137. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 14 21.45 ID zbGiL2dK0 「………はあ………はあ。ここまでくれば、大丈夫ですかね」 私達はなんとか、おつきみやまの洞窟に逃げ込みました。 「大丈夫?」 ゆい先輩は傷ついたイーブイを心配そうになでています。 「どうですか、イーブイの様子は?」 「気絶してるよ。とっても、辛そうだから早く治してあげなきゃ」 「そうですね。ちょっと待って下さい」 私はリュックの中から、きずぐすりを取り出します。 「ちょっと、痛いかもしれないですけど、我慢してくださいね」 私はイーブイの傷口にきずぐすりを塗ってあげます。 「これで、簡単に治しましたけど、やっぱりポケモンセンターには行きたいですね。せめて、もう少し、きずぐすりがあればよかったんですけど」 138. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 15 24.11 ID zbGiL2dK0 「ちゃんと、準備しなきゃだめだよ、あずにゃん」 「……ゆい先輩の服を買ったり、おやつを買ったりして、お金がきつかったんですけど、ゆい先輩がそういうなら、それを削って、準備のお金に回しますね」 「こういうのは必要最低限にしとくべきだよね、うん」 「まあ、そんなことより、これから、どうしますか」 「どうしよっか」 「………ブイ」 「あ、目を覚ましたよ、あずにゃん」 「ブイ」 「助けてくれてありがとう、だって」 「それはいいんですけど、どうして追われてたんですか?」 「ブイブイ」 「ボクはある研究所で実験材料にされていて、それが嫌で逃げ出してきたんだって」 「実験材料?」 139. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 16 55.84 ID zbGiL2dK0 「ブイブイ」 「ボクの首に風呂敷みたいなものが巻かれてましたよね?」 「そういえば、ありましたね」 ここまで逃げて来た時に外してあげたけど、そういえば、何か入ってたような気がします。なんで、確認しないんだっていうと、イーブイの治療が先だったからです。私はリュックからその風呂敷を出してみます。すると、中から、石が3つ出てきました。この石は……?! 「この石ってなんなの、あずにゃん」 「この石は、ほのおのいし、みずのいし、かみなりのいし、といって、ポケモンを進化させる不思議な石なんです」 「なるほど〜。私も進化するかな?」 「試してみますか」 それぞれの石をゆい先輩にあててみますがまったく効果はありません。 「何にも起きないね」 「そうですね」 140. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 17 59.16 ID zbGiL2dK0 「ブイブイ」 「話を続けてもいいですか、だって」 「すいません。続けて下さい」 「ブイブイ」 「ボクはたくさんの進化の可能性があるのは知ってますか?」 「そういえば、そんな話を聞いたことがあります」 「ブイブイ」 「ボクはそのいしを使えば、サンダース、シャワーズ、ブースターになることができます。でも、本来なら、1つに進化させればおしまいです。そうなの、あずにゃん?」 「そうです。だから、進化のいしを使う時は慎重にしないといけないんです」 141. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 19 18.98 ID zbGiL2dK0 「ブイブイ」 「でも、ボクの体は1時間しか進化できないんです」 「え、それって……」 「ブイブイ」 「つまり、ボクはさっき言った3匹のどれに進化したとしても、1時間しかできず、この体、つまり、イーブイに戻ってしまうのです。その力を得るためにたくさんの実験をされました。その結果、僕の仲間もたくさん死にました」 「そんな……」 ポケモンを実験材料にして、こんなひどいことをするなんて、許せません。 「でも、すごい力だね。うらやましいなあ」 「ちょっ、ゆい先輩」 「だって、この力があれば、いろんないい事にもつながるよ。例えば、えーと、この子、1匹で、電気や炎、水も使えるってことでしょ?光熱費がかからないってことだよね。私にはできないことだよ」 「それはそうですけど……。でも、この子は身勝手な人間のためにこうなったんですよ」 「たしかに、そうだけどさ。でも、怨んだって、力がなくなるわけでもないし、そんなの楽しくないよ。だから、この力をいいことに使えるように考えたほうがいいよ」 「!?」 「間違ってはいませんけど」 「ねえ、私達の仲間にならない?あの人達みたいにはしないよ。あずにゃんはいい子だし。あずにゃんのことが信じられないなら、私を信じなよ。これでも、ポケモンだからね」 「ゆい先輩……」 142. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 20 27.68 ID zbGiL2dK0 「くそっ。どこ行った、あのガキ共」 「こうなったら、俺等が最初に捕まえて、じっくり味わおうぜ」 「!? まずいです。奴らが来ました。逃げないと……」 「そうだね」 私達は急いで逃げようとしたところで…… ツルッ。 「イテッ」 ゆい先輩が転んでしまいました。 「大丈夫ですか、ゆい先輩」 「なんだ、そこにいたのか」 「探したぞ、ガキ共」 さっきの音を聞きつけた、先ほどのロケット団員2人が立っていました。 143. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 23 03.63 ID zbGiL2dK0 「さっきのようにはいかんぞ」 ロケット団の2人は、アーボック5匹とマタドガス5匹を連れています。……なんで、こんなに偏ったメンバーなんでしょうか。……なんて、考えてる場合じゃありません。 「来て、デルビル、ハッサム」 「デルビル」 「ハッサム」 「ゆい先輩、デルビルとイーブイを連れて先に進んで下さい」 「え、でも、あずにゃんは?」 「私はハッサムと一緒にここで奴らを食い止めます」 「……でも」 「心配しないで下さい。きっと、無事に戻ってきます」 「……あずにゃん。なんか、ドラマとかの主人公とヒロインみたいだね」 「馬鹿なこと言ってないで、サッサと言ってください」 「馬鹿が。逃がすかよ」 アーボックがゆい先輩に襲い掛かります。 「ハッサム。ゆい先輩を守って。早く行って下さい」 「うん。サムちゃん、あずにゃんを頼んだよ〜」 ゆい先輩はイーブイを抱えて、デルビルに跨って奥に逃げて行きました。 「行きましたか。行くよ、ハッサム」 「おもしれえ、1匹でどこまで、持つかな」 「いけ、お前達」 144. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 25 33.34 ID zbGiL2dK0 私はビル太とともにおつきみやまの洞窟の出口に向かって、走っていた。ここは、人がよく来るらしく、洞窟内でも、電灯で明るい。 「大丈夫かな、あずにゃん。……ごめんね、ルビ太。2人(?)は重いよね」 「デルビル(これくらいなら、大丈夫です)」 「頑張ってね。君も大丈夫?」 「ブイ(負担になって申し訳ありません)」 「そんな謝り方しないでよ。当然のことをしてるんだし」 「デルビル(!?)」 「わっ。急に止まらないでよ。どうしたの?」 「デルビル(気をつけて下さい。すでに敵がいます)」 「えっ」 私が前を見ると、胸にRって書いた服を着ている、3人組の姿がいました。周りには、アーボック6匹とマタドガス6匹とベトベトン6匹を連れています。……この人達ってこれしかポケモンないのかな? 145. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 27 02.91 ID zbGiL2dK0 「くっくっくっ。嬢ちゃん達、サッサと、降参しな」 でも、ピンチにかわりない。 「あれ?もう、1人のお嬢ちゃんがいねえな」 「もしかして、もう、取られちゃったか」 「残念だな〜、初めはおれが奪いたかったが」 「まあ、いつでも、できるだろ。なにせ、もうすぐ、俺達の玩具になるんだからな」 「あ、あ、あずにゃんにひどいことするの?」 「あずにゃん?あのお嬢ちゃんのことかい。そうだねえ、お嬢ちゃんが素直にイーブイを渡したら、何もしないでもいいかな」 「い、いやだ。イーブイは渡さないよ。それにあずにゃんにも手を出させないよ」 「まったく、聞き分けのないガキだな。大人を困らせちゃ駄目だよ」 1人のロケット団員が近づいてきます。ど、どうしよう。 「デルビル」 「ルビ太!!」 そのロケット団員にたいして、デルビルがたいあたりを仕掛けました。 「ルビ太、ありがとう。よし、あずにゃんを守るために一緒に頑張ろう」 私は、ギー太を持った。いつものように、ゆいぐるみを出してもいいんだけど、あずにゃん分の消耗が激しいからね。 「やりやがったな、ガキ共。アーボック、かみつけ!」 「いくよ、デルビル。私の力を分けてあげるから」 「デル」 「いっくよ〜、ゆいちゃん真拳協力奥義『ふわふわタイム』」 「デルビル」 「なんだ、デルビルの体からオーラが……!?」 「いっけー、ルビ太」 「デル」 146. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 29 16.10 ID zbGiL2dK0 「……はあ……はあ」 「大丈夫ですか、ハッサム」 ハッサムは相手がどくタイプということもあり、なんとか、6体を倒すことができました。(はがねタイプにどくタイプの攻撃は効果なし) 「チッ。ならば、アーボック。まきつけ」 「シャーボック」 アーボックは疲れているハッサムの隙をつき、巻きつきます。 「でも、はがねタイプにその技は」 「関係ねえ、おい」 「ああ」 2人組みは私に近づいてきます。 「な、なんですか」 「この方が手っ取り早いだろ」 「くく、観念しろよ」 「……なんて、下劣な」 「ハッサムーーー」 ハッサムは怒りの表情を浮かべて、巻きついてるアーボックを力任せに両手で引き裂いた。 「ハッサム」 ハッサムは引き裂いた、アーボックの返り血を浴び、怒りの目で、ロケット団の2人を睨みつける。 「くそっ。アーボック」 「マタドガス」 残りの3匹がハッサムに襲い掛かります。でも、ハッサムは冷静に手をそいつらに向け、エネルギーがその手に集まっています。これは…… 「ハッサム」 ハッサムはそいつらにはかいこうせんを繰り出しました。 「馬鹿な!?」 「また、こんな奴らに……」 ハッサムのはかいこうせんは3匹とともにその2人組も巻き込んでしまいました。 「……はあ……はあ」 まともにくらった、3匹はもちろんのこと、あの2人もノックアウト状態ですね。自業自得です。 「ありがとうございます、ハッサム。少し、休んでいて下さい」 私は、ハッサムをボールに戻し、ゆい先輩を追って奥に走りました。 147. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 30 50.74 ID zbGiL2dK0 「デルビル」 「べトーベートーン」 「……はあ……はあ、やったね、ルビ太」 ルビ太は私の歌で力をアップさせたおかげでなんとか、9体は倒せた。後、半分だ。 「後、半分だよ。もう少しだから、頑張って、ルビ太」 「デル」 「さあ、続き行くよー。……あれ?」 ガクッ。 私は次の曲を引こうとしたんだけど、ひざがガクッとなって、膝をついてしまった。こ、こんな時に、あずにゃん分が……。で、でも、私がここで倒れたら、イーブイだけじゃなくて、ルビ太も……。 「やっと、鳴り止んだか。また、出されると厄介だ。サッサと仕留めろ、アーボック」 「シャーボック」 アーボックが私に襲い掛かってきます。……うう、ルビ太はマタドガス達に足止めされてるし、ブイ太は怪我で動けない。まさに、絶体絶命だよ〜。 「殺すなよ、アーボック。こいつの力は面白い。研究しだいで我々の力になるかもしれないからな」 「シャーボック」 「……うぅ、助けて、あずにゃ〜ん」 148. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 31 57.60 ID zbGiL2dK0 「いけっ、ハッサム」 私がなんとか、ゆい先輩達に追いつくと、ゆい先輩がアーボックに襲われそうになっているので、急いで、ハッサムを出しました。 「ハッサム、バレットパンチ」 「ハッサム」 「サムちゃん!!」 ハッサムはそのアーボックをふっ飛ばしました。 「うぅ〜、あずにゃ〜ん」 ゆい先輩はぎゅう〜と抱きついてきます。 「私ね、頑張ったよ。ルビ太と協力して、半分をやつけたんだよ」 「そうですか。よくやりましたね」 ナデナデ。 「えへへ〜」 「デル!!」 私達がのんきにしていると、バーンと、デルビルがアーボックに叩きつけられてしまいました。 「こんなことをしてる場合じゃありません。ゆい先輩は下がって……」 「大丈夫だよ、私は。今ので十分にあずにゃん分が溜まったからね。皆、下がっていいよ。後は私がやつけてあげる」 「……分かりました。戻って、デルビル」 私は、デルビルをボールに戻しました。 149. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 36 27.56 ID zbGiL2dK0 「なんだ、無事なのか」 「ってことは、おれらにもチャンスがあるってことか」 「だが、あいつらは強いぞ」 「へっ。こっちは後9匹だ。オラ、サッサとトドメをさせ」 「私とあずにゃんがそろえば、無敵なんだよ〜。出てきて、ゆいぐるみ」 ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン。 「ゆい先輩。さっきの技は出さないで下さい。爆破したら、洞窟なので、危ないですから」 「分かってるよ。あずにゃんは何の曲がいい?」 「何がいいって言われても、どんなのがあるか分かりませんですけど。じゃあ、とりあえず、ういを倒した技で」 「分かったよ〜、ミュージックスタート(GO!GO!MANIACを想像して下さい)」 ゆい先輩のぬいぐるみがいつも通りに敵に群がっていきます。 「これが報告にあった、ぬいぐるみの攻撃か……!?」 「おれらにも群がってきてるぞ」 いつ見ても、すごい光景ですね〜。ぬいぐるみとはいえ、ゆい先輩がたくさん群がっているんですから。私に群がったらどうなるんでしょうかね。皆が『あずにゃん、あずにゃん』って言って。って何考えてるんでしょうかね。 「さあ、皆、3列に並んで〜。ゆいちゃん真拳奥義『突撃☆ゆいちゃんパレード』」 ゆい先輩の号令で3列に並び、ぬいぐるみはういの時よりも早く、敵に突っ込んでいきます。 「ギャ−‐−−‐−−−−−−−−」 「糞がーーーーーーーーーーーー」 「覚えてろよーーーーーーーーーー」 三人のロケット団員も巻き込み、全ての敵を粉砕しました。訳の分からない技ですけど、威力は抜群ですね。 150. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 37 40.59 ID zbGiL2dK0 「さ、今のうちだよ」 「はい。行きますよ、ゆい先輩、イーブイ」 私はハッサムをボールに戻し、2匹(?)を素早く抱きかかえて、出口の方角に向かって走ります。 「こっちでいいの?」 「多分そうだと思います」 私は、全力で走り抜けました。もし、ゆい先輩とのんびり行ってたら、多分、1日じゃ無理でしたね。なんて、頭の片隅で考えてたら、太陽の光が見えてきました。 「あずにゃん、出口だよ」 「はいです」 私は限界が近い体に気合を入れ、出口を駆け抜け、おつきみやまの洞窟を抜けました。よし、このまま、ハナダシティまで行って、ポケモンセンターに……。 151. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 39 32.78 ID zbGiL2dK0 「待ってたぜ、ガキ共」 「!?」 抜けた所で、5人のロケット団員とアーボック6匹とベトベトン6匹、ここまでは変わりませんが、スピアー6匹とゴルバット6匹も加わっていて、合計24匹もいます。 「くっ。いくです、ハッサム、デルビル」 私は残りの2匹を出しますが、ゆい先輩を含めても、3匹。多勢に無勢です。しかも、あっちのリーダーぽい1人はまだ、モンスターを出していません。まさしく、絶体絶命……?! 「どうした、顔が青ざめてるぞ」 「くっくっくっ。足も震えてるぞ」 「……うるさいです。いくですよ、ハッサム、デルビル」 「無駄だ。やれ、お前ら」 ハッサムははがねタイプなのでまだ、いいですけど、デルビルはちょっと辛そうです。 「頑張ってください、皆」 「ハッサム」 「デルビル」 ハッサムはメタルクローでなんとか、スピアーやゴルバットををなぎ払いますが、連戦の疲れと数の多さで、苦戦しています。デルビルはなんとか、アーボックのシッポにかみつく攻撃で対抗していますが、数が多すぎます。 「安心しろ。イーブイを渡せばやめてやるよ」 「そんなことできません!!」 「じゃあ、お前のポケモンを苦しめるだけさ。果たして、2匹でどこまで持つかな?」 152. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 41 08.85 ID zbGiL2dK0 「カプッ」 「イテッ」 イーブイは私の手をかみ、イーブイは私が痛がってる隙に手の中から抜け出し、私の方を見て、 「ブイ」 と言って、ロケット団員のリーダーに向かって歩き出しました。 「ゆい先輩。イーブイは今なんて……」 「もう迷惑をかけられないので、私は投降します。皆さんごめんなさい、だって」 「そんな……」 「よ〜し、いい子だ」 私はこのまま、イーブイを行かせていいのでしょうか。今、私のポケモンは私のために頑張ってくれています。ならば、私もポケモンのため に。 「ゆい先輩はここにいて下さい」 私はゆい先輩を地面に置き、イーブイに向かって走り出しました。 「待って、あずにゃん」 「くっくっくっ。これで、俺の出世も……、うわ」 私はイーブイを手に入れようと油断してるリーダーに体当たりをして、イーブイを抱きしめました。 「何しやがる!」 「イーブイはあなた達には渡しません!」 153. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 43 10.89 ID zbGiL2dK0 「チッ。いい気になるなよ、クソガキが」 「あ〜う〜、助けて〜、あずにゃ〜ん」 「!?」 私は振り返ると、ロケット団員に人質(?)にされたゆい先輩が。 「こいつの命がほしかったら、無駄な抵抗はやめな」 「くっ」 「よくやったぞ。さて、貴様には最大の屈辱をやろう。来い、アーボック」 また、アーボックかと思いきや、さっきまでとはレベルが違います?! 「あのガキを無事に返してほしかったら、今から、ここで、全裸になって、アーボックに犯して下さいて言いな」 「なっ……?!」 この男、どこまで愚劣なんですか。 「あずにゃん。そんな奴の言う事聞いちゃだめだ」 「うっせーぞ。クソガキ」 「あう〜」 「ゆい先輩!」 「さあ、どうする?あのガキの運命はお前が握ってんだぜ」 どうしますか。ゆい先輩のためにも私が犠牲に?でも、こいつらが素直に約束を守るとも……。 「別にあのガキのことなんか気にしないで、嫌だって言えばいいじゃないか。あのガキの命はないが、お前が屈辱を受けることもないんだぜ」 下劣な声で、笑い出すこの男は本当に人間なんでしょうか。 「さあ、答えは?」 「答えは……」 154. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 44 13.57 ID zbGiL2dK0 「NOに決まってるだろ」 そんな声とともに、アーボックとリーダーが濁流のような水に吹き飛ばされました。この技は……。 「大丈夫か、梓」 「澪先輩」 「なんだ、あいつは」 「今だ。カプ」 「あ、いて」 「あずにゃ〜ん」 ゆい先輩は今の混乱を利用し、うまく脱出し、私に抱きついて来ました。 「ヒック。怖かったよ〜」 「すいません。私が不甲斐なくて」 「そんなことないよ。私だって、不甲斐ないよ」 「じゃあ、おあいこで。……今はそんなことを言ってる場合じゃありません」 「うん」 「梓が抱いてるのは……イーブイか。すごい怪我じゃないか」 「こいつらに襲われて……」 「今はいいきずくすりしかないから、簡単にしか治療できないけど、勘弁してくれ」 「ブイ〜」 155. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 48 19.55 ID zbGiL2dK0 「なめんなよ、クソガキ共」 澪先輩に吹っ飛ばされた、リーダーが再びこちらに向かってきます。 「澪先輩、あいつを頼みます」 「それはいいが、梓は?」 「私はあっちで戦ってる仲間達を助けに」 私達がこうしてる間にも、向こうで、ハッサムとデルビルは戦っています。 「……そうか。こっちは任せろ」 「はい。行きますよ、ゆい先輩」 「待って、あずにゃん。イーブイが」 「ブイ」 イーブイは多少元気になった体で、私に向かって何かを訴えかけます。この言葉だけはゆい先輩に訳されなくても、分かりました。 「……君も一緒に戦ってくれる?」 「ブイ」 「じゃあ…」 私はモンスターボールをイーブイに投げ、ゲットに成功しました。 「やったね、あずにゃん」 「喜ぶのは、後です」 私は再びイーブイを出します。 「ブイ」 「石を使ってくださいだって。使っても無くならないから、心配は要らないって」 「便利ですね。じゃあ、ほのおのいしで」 私がイーブイに石をあてると、ブースターになりました。 「わ〜、すごいね〜」 「感心してる場合じゃ……」 バーン。 そんな音ともに、私達のところに、ハッサムとデルビルが叩きつけられてきました。 156. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 49 43.63 ID zbGiL2dK0 「大丈夫?サムちゃん、ルビ太」 「シャーボック」 私達の元にアーボックとベトベトンの群れが。空には、ゴルバットとスピアーの群れが。 「こうなったら…」 ゆい先輩はいつものギターではなく、カスタネットを取り出しました。 「皆、今、助けるよ。ゆいちゃん真拳奥義『うんたん♪うんたん♪』」 わー、とっても、かわいいですねー。癒されます〜。……はっ。こんなのんきになごんでる場合じゃ。 「ゆい先輩、こんな技じゃ……」 「あずにゃん。皆を見なさい」 「え?」 私は周りを見ると、ハッサムやデルビル、ブースターが癒されて元気に。 「また、奇怪な技を」 「早く、あの厄介なガキを仕留めろ」 「シャーボック」 「ゆい先輩!」 「ハッサム」 元気になった、ハッサムは襲い掛かる、アーボックたちに向かって、はかいこうせんを繰り出しました。 「ぐわーーーーーーー」 「ギャーーーーーーー」 ロケット団二人を巻き込み、アーボック、ベトベトンの群れは倒れました。 「ビル太、ブイ太。君達の炎を私に貸して」 「デル」 「ブスタ」 ゆい先輩は今度はギターを構えます。 「行くよ、ゆいちゃん真拳協力奥義『ゆいちゃん熱風波』」 ギターからの衝撃波に加え、炎も加わり、ゴルバットやスピアーは全匹、落ちてしまいました。 「熱いーーーーー」 「誰か水をーーーー」 当然のように、ロケット団員も巻き込まれました。自業自得ですね。 157. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 51 52.81 ID zbGiL2dK0 「馬鹿な。全滅だと!?」 「どうした、まだ戦うのか?」 「糞が。来い、オニドリル」 リーダーはオニドリルの足につかまり、逃げ出しました。 「終わりましたか」 「うん」 「大丈夫か」 「澪先輩!」 私は、駆け寄ってくる澪先輩に向かって抱きつきました。 「わわ、梓」 「すいません。グス。怖かったので」 「……そっか」 158. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 53 04.89 ID zbGiL2dK0 今、あずにゃんは澪ちゃんの胸で泣いています。とっても、安心しきった感じで。そりゃそうだよね。私とあずにゃんが出会って、まだ、そんなにたってないもん。それに比べて、澪ちゃんは1年間も一緒だったんだもんね。そりゃ、信頼するよね、私よりも。それは分かってるんだけど……。 ズキ。 でも、よく分からないけど、澪ちゃんに対してあずにゃんが安心しきっているのを見ると胸がズキズキ痛む。私も同じように見てもらいたい、安心してもらいたい、なんて考えてる。何でだろ?そして、この光景を見ていると悔しさもこみ上げてくる。だって、たまたま、澪ちゃんが来たから、助かったけど、もし、来なかったら?私はあずにゃんを守らなきゃいけないのに足を引っ張るだけじゃなく、ピンチに追い込んでしまった。これは抗いようのない事実だ。 「強くならなきゃ」 私は今までちゃらんぽらんに生きてきたけど、初めて、本気で強くなりたいと思った。 159. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 54 50.55 ID zbGiL2dK0 私はひとしきり、澪先輩の胸で泣いた後、ポケモンセンターで皆を回復させ、澪先輩と夕食を取ることに。時間がたつのは、早いもので、あの戦いのおかげで、お昼もとれませんでした。だから、おなかぺこぺこです。 「それにしても、さすが、澪先輩ですね。もう、バッチ3個だなんて」 「たいしたことないよ。律達だって、もうゲットしてるだろ」 「どっちにしても、すごいですよ。私なんて、まだ、1個ですし」 「それは梓が遅いだけなんじゃ……」 「もぐもぐ。もぐもぐ」 「ほら、ゆい先輩。口、汚れてますよ」 ふきふき。 「むう」 どうしたんだろう?ゆい先輩は澪先輩と合流してから、なんとなく、不機嫌になってる気がするんだけど、気のせいかな? 「……随分、仲良くなったんだな」 「ええ、まあ。あ、また、汚れてますよ」 「あずにゃん、拭いて〜」 「仕方がないですね」 ふきふき。 「……」 「ん?どうしたんですか、澪先輩?」 「い、いや、いつもこんな調子なのかな、って」 「まあ、そうですね。ですよね、ゆい先輩?」 「……いつもはもっといちゃついてるよ。今日は抑えてるくらい」 「ちょ、何を言ってるんですか。澪先輩が本気にするじゃないですか」 「むう。照れることないと思うけど」 「あんまり変なこと言ってると、デザートをあげませんよ」 「ごめんなさい」 「……やっぱり、仲良いんだな」 それから、澪先輩は少し悲しそうにしてたんだけど、どうしてでしょう 160. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 20 57 18.55 ID zbGiL2dK0 夕食後、お風呂に入り、しばらく、お話して、もう寝ることに。 「すいません、澪先輩。一緒に泊まることになってしまって」 「気にすることないよ。ごめんな、ダブルルームになってしまって」 「いえ、いいですよ。それにしても、ダブルベットですか」 利用したことがないので、ちょっとドキドキするな〜。ま、普通のベットと変わりませんけど。 「べ、別に変な事するわけじゃないぞ」 「はい?変な事?」 「あ。ゴホン。なんでもない」 どうしたんでしょうか?なんか、様子が変ですが。まあ、いいや。今日はもう眠いです。 「すいません、澪先輩。もう寝かせて下さいね」 「ああ、問題ないよ。私も寝るし」 「さあ、ゆい先輩」 私達はゆい先輩を中心にして、その横に私と澪先輩がつきました。 「こうしてると、どこかの家族みたいですね」 女同士ですけど、子供(ゆい先輩は私よりも年上だけどね)を真ん中に川の字になってますし。 「か、か、家族は早いんじゃないか。もっと、順を追って……」 なんか、澪先輩が顔を真っ赤にしてますけど、どうしたんでしょうか。 「むう。私、子供じゃないよ。あずにゃんには子供にしか見えないかもしれないけどさ」 「すいません」 なでなで。 ……ハッ。拗ねてるゆい先輩が可愛いな〜って思ってたら、つい、手が出てしまいました。 「……ねえ、あずにゃん」 「すいません。つい、なでてしまって……」 「もっと、近づいていい?」 「え、別にいいですけど」 ゆい先輩は私の方にちょっと近づきました。 「おやすみ、あずにゃん」 「え、ええ。おやすみなさい」 なんか、ちょっと、様子が変だったけど、まあ、いいや。もう眠い。私はまどろみの中に落ちていきました。 161. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 21 00 11.70 ID zbGiL2dK0 私は、あずにゃんと澪ちゃんが寝たのを確認して、目を開けました。 「……すぅ……すぅ」 可愛い寝顔で可愛らしい寝息をたてて、寝てるあずにゃんを見る。 なでなで。 私は、あずにゃんの頭を起こさないように、優しくなでる。……おっと、いつまでも、なでていたいけど、こんなことをするために、起きたんじゃない。私は慎重にベットから抜け出し、あずにゃんのバックから、モンスターボールを取り出して部屋を抜け出した。 162. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 21 00 56.14 ID zbGiL2dK0 「ここら辺でいいかな?」 私はハナダシティの外れ、さっきまで激闘を繰り広げてた、場所にやってきた。 「皆、出てきて〜」 私はボールを投げ、サムちゃん、ルビ太、ブイ太を出した。 「皆、ごめんね。ちょっと、話を聞いてくれるかな?」 皆は頷いてくれた。 「今回の戦いでね、私は思ったんだ。まだまだ、力が足りないって。もっと、私に力があれば、あずにゃんをちゃんと守れたって。だから、よければ、皆にも協力してほしいんだけどいいかな?」 皆は『もちろん』と頷いてくれた。皆、良い子だね。 「ありがとう、皆。早速、レベル上げのために野生のポケモンに挑戦するから、フォローしてね」 待っててね、あずにゃん。次にあんな奴らが現れたら、私が今度こそちゃんと守ってあげるからね。私はそんな決意を掲げて、野性のポケモン を探しに皆と駆けていった。 163. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/27(金) 21 03 26.69 ID zbGiL2dK0 おつきみやま編 「ロケット団との死闘・後編」終了 165. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 06 29 53.83 ID NcMDH6Rz0 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム デルビル イーブイ 澪 ゼニガメ 律 ヒトカゲ ムギ フシギダネ 純 うい ハナダ編? 「VS残党」 166. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 06 31 30.08 ID NcMDH6Rz0 トキワシティのある建物にて 『嫌になるわね〜』 山中さわ子は呟く。今回の集まりは実験体の脱走に対するものだ。本来なら、研究班が全責任を負うべきはずだが、自分の部隊、すなわち、捕獲班が実験体の捕獲に失敗したからだ。ロケット団は大まかに分けて、3つのグループで構成されている。研究班というのは、ポケモンに関して研究していくところだ。もっとも、オーキドとかのようにポケモンの生態について研究するのではなく、軍事などに利用できないかといった研究だ。あの、実験体もその1つだ。1匹で、3種の進化を自由にするというのは、有用ではある。捕獲班というのはもっとも、業務の範囲が広い。野生のポケモンや珍しいポケモンの捕獲をメインとしているが、その後のポケモンの売却や戦闘員の訓練、ロケット団にとって邪魔な人物の誘拐等も含まれる。この班はタイプごとに班分けされており、梓達を襲ったのは、どくタイプの班だ。たかだか、1匹の捕獲だし、毒を喰らわせれば、問題ないだろうと判断したが、失敗した。最後に殲滅班。この班は組織でも、トップシークレットの情報であり、全様を知るものは殲滅班班長とボスのサカキのみである。主な業務はロケット団の運営や警察、政治家への根回しである。それだけでは、殲滅班とは言われないかもしれない。けど、この運営が問題で、裏切り者の抹殺も含まれる。また、組織にとって不要な者、邪魔な者を消す業務も行っている。そして、強い者しか、この班には入れないのである。 『まったく、あなたのせいよ』 山中さわ子は研究班の責任者の真鍋和に呟く。 『申し訳ありません。ですが、たかだか、1匹捕獲できない捕獲班にも問題あるんじゃないでしょうか』 『それを言われると辛いわね』 『もう、いいですか』 1人の女、曽我部恵は落ち着いて言う。 『どちらにしても、研究班の責任は免れません。捕獲班についても、部隊レベルの向上に取り組んで下さい。それでは、今日の議題について……』 167. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 06 56 46.47 ID NcMDH6Rz0 ハナダシティのあるレストラン 「眠いよ〜」 「もう!しっかりして下さい」 私達はファミレスで朝食を取っています。 「昨日はよく眠れたか?」 「はい、おかげさまでぐっすり寝ることができました」 「そうか」 澪先輩はにっこりと笑います。 「……コク……コク」 「あ、ゆい先輩寝ないで下さい」 「……あう。寝てないよ〜……ぐう」 「説得力がありません。昨日は寝てないんですか?」 「……ぐっすり寝たよ〜」 「まだ、寝足りたいんですか。ほら、料理も着ましたよ。早く食べないと冷めちゃいます」 「あずにゃん、食べさせて〜」 168. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 06 57 24.40 ID NcMDH6Rz0 「なんで、私が」 「……ぐう〜」 「もう。仕方がありませんね。……ほら、アーンしてください」 「アーン」 パク。もぐもぐ、もぐもぐ。ぐう〜。 「だから、寝ないで下さい」 「まあまあ、昨日が昨日だから疲れたんだろう。そっとしておきなよ」 「そういえば、澪先輩はこの後どうするんですか?」 「朝食が終わったら、イワヤマトンネルに行くよ」 「なら、その前に勝負してみませんか?どれくらい、強くなったのか、試してみたいので」 「……ごめんな。今回はやめとくよ。梓とはポケモンリーグで戦いたいんだ」 「……そうですか」 「それに今日くらいはゆっくりしてやれよ。……ゆいもこんな状態だし」 「ぐう」 「……そうですね」 169. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 06 58 01.22 ID NcMDH6Rz0 「それじゃ、私は行くな」 「頑張ってください。それにしても、申し訳ないです。今日泊まるホテル代まで出してもらって」 「いいんだよ、気にしなくて……………一緒に寝ることができたしな」 「はい?すいません、最後の方がよく聞こえなかったんですけど」 「なんでもないよ。じゃあ、また会おうな」 「はいです」 5
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/2451.html
ポケットモンスター未出演声優 404 :水先案名無い人:2012/03/23(金) 18 51 05.55 ID 55QjHb5X0 光成「アニポケ15周年記念企画をやってもいいかーーーーッ」 観客「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 光成「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」 光成「現時点でアニポケに出演していない声優入場!!!」 アナウンサー「アニポケ未出演声優入場です!!!!」 ベテラン声優は生きていた!! 更なる研鑚を積み声質が甦った!!! ケンシロウ!! 神谷明だァ――――!!! ロリ声はすでに我々が完成している!! 魔法少女声優田村ゆかりだァ――――!!! オファー入りしだい絶対出演してやる!! オフィスもり代表 森功至だァッ!!! 少年声が出せる声優なら我々の歴史がものを言う!! 碇シンジ 月城雪兎 緒方恵美!!! 真のホシノ・ルリを知らしめたい!! しまじろう声優 南央美だァ!!! 子役は3階級制覇だが現役声優なら全階級オレのものだ!! 金田一の声 松野太紀だ!!! マンネリ化対策は完璧だ!! 名脇役 千葉繁!!!! 全キャラクターのベスト・ボイスは私の中にある!! アイドル声優の神様が来たッ 平野綾!!! 少年声なら絶対に敗けん!! 声優の凄さ見せたる 元バオバブ所属声優 折笠愛だ!!! 郷里大輔のキャラ(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 山梨県出身のピュア・ボイスアクター 銀河万丈だ!!! 福島県から種の主人公が上陸だ!! 谷口悟朗お気に入り 保志総一朗!!! ルールの無いケンカがしたいからノットアッパード(未出演)になったのだ!! プロの少年ボイスを見せてやる!!皆川純子!!! めい土の土産にあやにゃんとはよく言ったもの!! 彼女の声質が今 現場で実現する!! 活躍期待 竹達彩奈先生だ―――!!! シャア・アズナブルこそが地上最強の代表作だ!! まさかこの男がきてくれないとはッッ 池田秀一!!! 出演しないから他作品に出たッ キャリア32年!!!! 日本の脇役(バイプレイヤー)声優 二又一成だ!!! オレたちはテレビ界最強ではない声優で最強なのだ!! 御存知テレビ出演声優 三ツ矢雄二!!! 声優の本場は今や日本にある!! 三間雅文を驚かせる奴はいないのか!! 山崎たくみだ!!! スゴォォォォォいッ説明不要!! アニメ50作以上!!! 吹き替え80作以上!!! 大塚明夫だ!!! 声質は現場で使えてナンボのモン!!! 超少年~青年ボイス!! 本家東京から梶裕貴の登場だ!!! 声質は俺のもの 登場するシーンは思いきり喋り思いきり叫ぶだけ!! 声質劣化な伝説の声優 佐々木望 自分を試しに現場へきたッ!! ミュージカル俳優兼声優 坂本真綾!!! 声質に更なる磨きをかけ ”ポチッとな”八奈見乗児がやってきたァ!!! 今の自分に仕事はないッッ!! 野島兄弟の父野島昭生!!! 声優活動47年の演技が今ベールを脱ぐ!! ナメック星のどこか(東京)から 中尾隆聖だ!!! ファンの前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃えるヒーロー 草尾毅 ゲストで出演予定だ!!! ポケモンの出演はどーしたッ 脇役の炎 未だ消えずッ!! 出演もオファーも思いのまま!! 竹本英史だ!!! 特に理由はないッ ロリ声が強いのは当たりまえ!! 関智一さんにはないしょだ!!! 木之本桜! 丹下桜がきてくれた―――!!! 他作品で磨いた人気声優!! アメリカ出身のデンジャラス・ボイスアクター 日野聡だ!!! 声優だったらこの人を外せない!! 超A級ロリ声 野中藍だ!!! 超一流ボイスアクターの超一流の声質だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 埼玉県出身のボイスアクター!! 杉田智和!!! ドラえもんの声質はこの作品が完成させた!! シンエイ動画の切り札!! 大山のぶ代だ!!! 若き声優がやってきたッ どこへ行っていたンだッ しこりんッッ 俺達は君を待っていたッッッ岡本信彦の登場だ――――――――ッ 加えて声優大量出演に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました! 冷静沈着 石川英郎!! ダンバイン主人公声優 中原茂!! 名脇役!桜井敏治! ……ッッ どーやらもう一名は佐天涙子の声優さんのようですが、 その声優さんの名前が分かり次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 693 :404-406訂正:2012/08/02(木) 10 26 37.33 ID 91zugU1A0 光成「ポケモンのアニメは好きかーーーーッ」 観客「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 光成「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」 光成「ポケモンアニメ未出演声優(2012年8月現在)入場!!!」 アナウンサー「ポケモンアニメ未出演声優(2012年8月現在)入場です!!!!」 ベテラン声優は生きていた!! 更なる研鑚を積み声質が甦った!!! ケンシロウ!! 神谷明だァ――――!!! 出演オファーは全て私が断っている!! ロリ声田村ゆかりだァ――――!!! オファーが入りしだい絶対出演してやる!! オフィスもり代表 森功至だァッ!!! 少年声が出せる声優なら我々の歴史がものを言う!! 碇シンジ 月城雪兎 緒方恵美!!! 真のホシノ・ルリを知らしめたい!! しまじろう声優 南央美だァ!!! 子役は3階級制覇だが現役声優なら全階級オレのものだ!! 金田一役 松野太紀だ!!! 悲鳴対策は完璧だ!! 名脇役 千葉繁!!!! 全キャラクターのベスト・ボイスは私の中にある!! アイドル声優の神様が来たッ 平野綾!!! 少年声なら絶対に敗けん!! 声優の凄さ見せたる 元バオバブ所属声優 折笠愛だ!!! 郷里大輔のキャラ(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 山梨県出身のピュア・ボイスアクター 銀河万丈だ!!! 福島県からガンダム種の主人公が上陸だ!! 谷口悟朗お気に入り 保志総一朗!!! ルールの無いアニメに出演してほしくないから影が薄い状態になったのだ!! 真の\アッカリ~ン/を見せてほしい!!三上枝織!!! めい土の土産に子供っぽいとはよく言われたもの!! 彼女の声質が今 現場で実現しようとする!! 活躍期待 伊藤かな恵先生だ―――!!! シャア・アズナブルこそが地上最強の代表作だ!! しかしこの男がきてくれないとはッッ 池田秀一!!! オファーが来ないからポケモンに出ないッ キャリア32年!!!! 日本の脇役(バイプレイヤー)声優 二又一成だ!!! オレたちはテレビ界最強ではない声優で最強なのだ!! 御存知テレビ出演声優 三ツ矢雄二!!! アニメの本場は今や日本にある!! サザエさんを驚かせる奴はいないのか!! 冨永みーなだ!!! スゴォォォォォいッ説明不要!! アニメ50作以上!!! 吹き替え80作以上!!! 大塚明夫だ!!! 声質は現場で使えてナンボのモン!!! 超少年~青年ボイス!! 本家東京から梶裕貴の登場だ!!! 声質は俺のもの 登場するシーンは思いきり喋り思いきり叫ぶだけ!! 声質劣化な伝説の声優 佐々木望 自分を試しに現場へ来いッ!! ミュージカル俳優兼声優 坂本真綾!!! 声質に更なる磨きをかけ ”三代目ジャイアン”木村昴がやってくたァ!!! 今の自分にオファーは来ないッッ!! 野島兄弟(裕史、健児)の父野島昭生!!! 声優活動47年の演技が今ベールを脱ぐ!! ナメック星(実際は東京)から 中尾隆聖だ!!! ファンの前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃えるヒーロー 草尾毅 いつかゲストで出演予定だ!!! ポケモンの出演はどーしたッ 賢プロの炎 未だ消えずッ!! 出演もオファーも思いのまま!! 代永翼だ!!! 特に理由はないッ ロリ声が強いのは当たりまえ!! 関智一さんにはないしょだ!!! 木之本桜! 丹下桜がきてくれた―――!!! 他作品で磨いた人気声優!! アメリカ出身のデンジャラス・ボイスアクター 日野聡だ!!! 声優だったらこの人を外せない!! 超A級ロリ声 野中藍だ!!! 超一流ボイスアクターの超一流の声質だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 埼玉県出身のボイスアクター!! 杉田智和!!! ドラえもんの声質はこの作品が完成させた!! シンエイ動画の切り札!! 大山のぶ代だ!!! ベテラン級声優がやってきたッ どこへ行っていたンだッ サザエさんッッ 俺達は君を待っていたッッッ加藤みどりの登場だ――――――――ッ 加えて出演確定に備え超豪華なリザーバーを御用意致しました! 妖怪人間次元 小林清志!! ダンバイン主人公声優 中原茂!! 名脇役!桜井敏治! 初代デジモン主人公声優 藤田淑子!! 声優界屈指の酒豪 後藤邑子! キュアマーチ 井上麻里奈!! イカ娘でゲソ 金元寿子! 色気のある声 中村悠一!! ……ッッ どーやら未出演声優は他にも何名かいるようですが、 私が発掘次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 697 :水先案名無い人:2012/08/02(木) 12 28 30.59 ID C3kvc+sMP なにこれ? この人達ってポケモン出演を頑強に拒否したりでもしてるの? 698 :水先案名無い人:2012/08/02(木) 16 23 43.69 ID dZiDM5/Y0 694-696 一部フィクションあり 697 声優が出演を拒否したという例 コブラがテレビアニメ化の際、コブラ役は山田を希望していた人はいたけれど、 山田はそのアニメの出演を拒否。急遽コブラ役は野沢那智に変更。 間違ってたらごめんなさい。 699 :水先案名無い人:2012/08/02(木) 20 57 32.65 ID Jw/fczg50 南央美が出てないのはちょっと意外だった 700 :水先案名無い人:2012/08/02(木) 21 45 34.03 ID kpTVw45H0 693 乙! 次はアンパンマン未出演声優なんかもできそう。 702 :水先案名無い人:2012/08/03(金) 09 47 27.28 ID DahOtu1b0 都合で辞退したとかじゃなくて単にまだオファーが無いだけなら該当者相当いそうだけど 703 :水先案名無い人:2012/08/03(金) 22 19 23.55 ID XH5II9oE0 ウザかわ&貧乳、尚且つ、中の人がポケモン未出演のキャラで もう一試合作れるんじゃないのかw 706 :680:2012/08/04(土) 02 16 17.39 ID 4FgXR+190 703 実はある程度作り始めていたときに 660以下が投下されて正直かなり焦った&テンション上がった りっちゃんは本当に偶然です それ以外にも胸ちいさい人いっぱいでもっといっぱい被るかと思ったけど、ロリ気味だったり 同じ作品でもっと適任のキャラがいたりでそれほど被らずに済みました ただ本当にそれ作れそうで怖いわ…よし任せた コメント 名前
https://w.atwiki.jp/tunachang/
ポケットモソスター ヤクモ・イナバ お知らせ なんとか交流開始ができるようになるまで来ました。これもみんなのおかげです。(やったねツナch まだまだ空白のページが多いですが、わかる情報までのところで、ログインや日常を書くのは可能です。 4月からの始動となりそうですが、現時点での開始も可能です。 サイトについて ある所に企画充しているツナ缶がおった。 唐突に「PIXIV外にwiki企画立ち上げたら、いろいろな柵から解き放たれるのでは」と、 ツイッターで呟いたところ、それに賛同してくれる心優しい缶や、パパイヤや、ルンバ、ピンヒールなどたくさんおった。 「みんなありがとう、ツナ缶頑張るよ」と、それはもうツナ缶はたいそう喜んだようじゃ。 そうして、感涙しながらなんとか作り始めたのが、この多参加3次創作系wiki、 『ポケットモンスター イズモ・イナバ』という訳じゃ。 皆はこの世界でどんなポケモントレーナーになるのかのう。 自由な自分たちの夢を叶える企画を目指しておるのがツナ缶じゃ。 好きにこの企画で夢を叶えていくのじゃよ…… さて、企画始動です。 簡単な説明ほどここで済ませます。 ここはポケットモンスターシリーズの三次創作企画のwikiです。 具体的には、ポケモントレーナー企画、ポケモン系交流企画、ポケモン獣人企画に倣って、 基本的に自由な世界観で交流していく企画となっております。 しかし、身内企画としての側面があるので、原則、 「主催、参加者の推薦がある人」しか参加できません。 それは治安を守るうえで、ストレスフリーな創作を心掛けている点が強いためです。 もし、参加を希望されていて、どちらとも接点がない場合は、ツナ缶ツイッタ垢 まで連絡ください。その際にちょこちょこ質問するかもしれません。 詳しくは、左枠メニュー欄の「▼ ようこそ、イズモ・イナバの世界へ!」を参考に、 企画の全体の様子を除いていくと分かると思います。 (2014/03/26)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4261.html
本項ではDS用ソフト『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』と、マイナーチェンジ版である『ポケットモンスター プラチナ』の両方を紹介します(判定は共に「良作」)。 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 バグ・不具合 総評 ポケットモンスター プラチナ 追加・変更点 問題点(プラチナ) 総評(プラチナ) 余談 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 【ぽけっともんすたー だいやもんど・ぱーる】 ジャンル RPG 裏を見る 裏を見る 対応機種 ニンテンドーDS メディア 1024MbitDSカード 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ゲームフリーク 発売日 2006年9月28日 定価 4,800円(税5%込み) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント 攻撃技が物理と特殊に分離対戦システムが完成形となるグラフィック・サウンドも進化その一方でゲームテンポは悪化催眠技が猛威をふるったオンライン通信の復活 ポケットモンスターシリーズ 概要 GBAからDSにプラットフォームを移し展開された、ポケットモンスター本編の4作目。 略称は「ダイパ」または「DP」、後述の『プラチナ』を含めて「DPt(*1)」など。 非公式の名称だが、本作と『HGSS』はまとめて「第四世代」と呼称される。 今回は北国のシンオウ地方(*2)を旅する。 ストーリーは前作と同じく、伝説のポケモンを巡って悪の組織の陰謀を阻止する展開。 本作の伝説ポケモンは「時間」と「空間」を司るという、設定もさらに壮大なものにスケールアップしている。 特徴 ジムバッジを集め、四天王・チャンピオンに挑む従来通りのRPG。 3個目と4個目のバッジのみ任意の順番で取得できるが、それ以外の順番は固定。 新たなポケモンが107体登場。総数は493匹になった。 「ポケモンの90%は進化する」とのセリフがあり、前作までに登場したポケモンの新たな進化形と進化前が計20匹ほど追加。弱かったポケモンは強化され、元から強かったポケモンはさらに選択肢が増えることとなった。 それ以外の新ポケモンも、これまでにない個性を放つものも多い。登場した場所が西か東かでデザインが異なるカラナクシ系、性別によって進化先が異なる他、戦った場所によって姿が変わり、メスの場合はその姿に応じて進化後のタイプが異なるミノムッチなど。 また、一部のポケモンは性別により、姿が変化するようになった。例えばピカチュウならオスは旧作同様だがメスはしっぽの先の形がハート型になった。 本作初登場のヒポポタス系は姿ではなく色が変化する色違いのような個性を持つ(*3)。 対戦システムの改革、バランスのテコ入れ。 攻撃わざの物理/特殊の分け方が変更され、固定ではなくなった。 従来はわざのタイプごとに物理または特殊に固定されていた(ノーマル=物理、ほのお=特殊など)。そのため、能力値と技の性能が噛み合っておらず実力を発揮できていないポケモンが多かった(例えばキングラーはこうげきの種族値が高いが、タイプ一致で威力の上がるみずタイプのわざは特殊扱いなのでせっかくの高いこうげきを活かせない…等)。 本作以降は、例えばほのおタイプの技でも「ほのおのパンチ」は物理・「かえんほうしゃ」は特殊といった形で個別設定となり、多くのポケモンが個々のステータスに合わせた実戦級の火力を持てるようになった。 ちなみに悪タイプのわざは前作までは特殊だったにもかかわらず、前作までに登場した技は本作で全て物理になっている。悪タイプの特殊技は新登場の「あくのはどう」のみ。 多くのタイプに攻撃わざを大幅に追加。まともな攻撃わざがなかったタイプの救済になった。また物理/特殊それぞれで主力となり得る技がほとんどのタイプで用意された。 多少のデメリットがあるが威力が高い技も多く追加され、全体的に対戦バランスが火力偏重になり、前作以上に単純な受けが成立しにくくなった。 『エメラルド』以前では弱点の突きにくさや威力の低さから弱いタイプとして認識されていたドラゴンタイプはこの調整による同タイプの高威力わざの登場によって大きく強化され、ドラゴンの一般的なイメージに似合った強さを発揮するようになった(後述)。 攻撃わざ以外にも画期的な変化わざが登場。5ターンの間すばやさの低い方が逆に早く行動できる「トリックルーム」、HP回復と同時に飛行タイプが一時的に消える「はねやすめ」など。 『ルビー・サファイア・エメラルド』(RSE)で調整不足が目立ったダブルバトルのシステムも洗練された。複数体にヒットする技の威力が調整され、味方が倒されて次に出てきたばかりのポケモンが技を選ぶ機会すらなく攻撃を喰らうこともなくなった。 他にも「『あられ』状態で『ふぶき』が必中になる」「『すなあらし』状態でいわタイプのとくぼうが1.5倍になる」など、本作から登場した重要な仕様は数多い。そういった意味では『RSE』と同じく現在の対戦システムの基礎を築いた作品と言えるだろう。 本作初登場のポケモンには対戦(対人戦)を意識したような種族値や特性を持つものが多く、対戦環境に大きく影響を与えた。 本作の強豪として特に名高いのはガブリアス。ユーザーから「600族(*4)」と呼ばれる高いステータスのポケモンだが、火力・耐久・素早さのすべてが高水準でまとまっており、種族値の配分がもはや芸術とまで評されるほど。またタイプや習得技にも恵まれている。 ポケモンに限らず、対戦というものはシステムやルールの追加調整によって浮き沈みやトレンドの変遷が激しいものであるが、ガブリアスは登場当初から長らく高い存在感を発揮し続け、本作以降第六世代(『XY』『ORAS』)が終わるまで対戦での使用率ナンバー1の座に居座り続けるほどであった(*5)。 道具の追加 対人戦で活躍できる道具が大量に増えた。場に出たら1つの技しか使えないがすばやさが1.5倍に上がるので奇襲性のある「こだわりスカーフ」、HP満タンから一撃で倒されるダメージを受けた時に一度だけHP1で生き残る「きあいのタスキ」などがその最たる例である。 これにより、鈍足や低耐久などの弱点によってこれまで対戦では使いづらかったマイナーなポケモンも戦略次第で活躍できるようになった。きあいのタスキからのがむしゃらコンボはとくに有名である。 「オッカのみ」等の弱点タイプの技を一度だけ半減する木の実も登場。こちらも対戦環境に影響を与えた。 バトルの最初のターンに投げると捕獲率が上がる「クイックボール」、洞窟や夜等暗い時に捕獲率が上がる「ダークボール」など、便利なボールが追加された。またプレイヤーが手に入れることができないボールとして「プレシャスボール」が登場し、配信限定のポケモンが基本的にこのボールに入るようになったことで特別感が強化された。 ポケモンの育成時に持たせる道具として「パワーバンド」などの所謂「パワー系道具」も登場。バトルで得られる特定の能力のきそポイントがきょうせいギプスを持たせたときよりも多くなり、対戦用ポケモンの育成がしやすくなった。もちろんポケルスの効果も重複する。 キャラクターのグラフィックや全体的なカラーリング自体はGBA版と同様だが、マップの建物やダンジョン・フィールドの地形等が3Dで表現されるようになり、立体的な探索が行われるようになった。 町、道路、ダンジョンは数もシリーズトップクラスに多い。構造もやや複雑化し、探索し甲斐のあるダンジョンも増えた。 全体的に過去作よりもキャラ立ちが強められ、ジムリーダーといったサブキャラのサブイベントなどが増えた。 冒険の途中で、一部のダンジョンでタッグパートナーと共闘する機会がある。 「マップ移動時は主人公の後ろをついてくる」「一部のひでんわざが使えなくなる」「この状態で野生ポケモンと戦闘する際必ず敵が2体現れる」「戦闘終了後に毎回ポケモンを全回復させてくれる」といった特徴を持っている。 敵役であるギンガ団のボス・アカギが独特のカリスマと哲学を持っていたり、NPCから彼の過去の一端を知ることができたり、ギンガ団壊滅後の姿が描かれるなどNPCの描写も増加している。 フィールド上では下画面で新機能「ポケッチ」を使用する。 今までの電話型のアイテムとは異なり、こちらは腕時計型。時計としての機能以外にも「メモ帳やマップなど冒険の役に立つ機能」「タイプ相性を確認できるバトルに役立つ機能」「育て屋や木の実生育の様子を見ると言ったやり込みに役立つ機能」など使い道は多い。物語を進めたりお使いイベントをこなすことで機能は増やせる。全23種類。 アプリの一つ「マーキングマップ」を使うことで、メニューや図鑑を開かずマップ切り替えのみで各地を逃げまわるポケモンを捕捉できる。これは本作のポケッチのみの仕様。 ポケモンコンテスト 1次審査~3次審査の3段階に変更された。 1次審査では、お題に合わせたアクセサリーをポケモンに付けておめかしする。 2次審査では、音ゲーのダンスを行う。一人ずつ譜面を作成し、他の参加者がそれに合わせてダンスを行う。 3次審査では、技を見せ合う。第三世代のコンテストに近い仕様だが、4ターンに省略されている。コンテスト技の性能も一新されており、妨害技や技同士のコンボは無くなっている。 前作の秘密基地とアイテム発掘の要素を持った通信プレイ「ちかつうろ」が登場。 進化の石やハートのウロコなど役立つアイテムが掘れる他、新たなポケモンの化石も発掘できる。クリア後は旧作ポケモンの化石も登場。 化石掘りは、始める際に埋まっているアイテムの数が知らされ、それをハンマーやツルハシを駆使して掘り出すというもの。埋まっている分だけ掘り出せばゲーム終了となる。なお、道具の使用回数は画面上にあるヒビで表示され、ヒビが左端まで伸びきると壁が崩れてしまい、掘り出した分だけが手に入る。 いかに道具の使用回数以内に掘り出すかが重要となる。これがなかなか中毒性の高いものに仕上がっている。 掘り出した「たま」は埋めて大きくしたり、交換することで自分の基地の模様替えアイテムが入手可能。 秘密基地は保存されなくなり(現在通信中のプレイヤーの基地のみ表示)、対戦もできなくなった代わりに、相手と旗の取り合いで遊ぶこともできる。 ボールカプセル ボールカプセルにシールを貼り付けると、ポケモンを繰り出す際にシールに応じた模様が飛び出す。 対戦が有利になる要素はなく、見た目を楽しむ要素である。 トバリゲームコーナー ルーレットは廃止され、スロットのみとなった。 上画面のスロットでリールを回すと、下画面にプレミアボール等がランダムで出現する。 ボール出現時のみ絵柄が揃い、揃った際はランダムでピッピが出現しボーナスタイムとなる。 ボーナスタイムではピッピの指定通りにリールを止めるとリプレイが揃いコインを獲得できる。 殿堂入り後、同じ種類のポケモンと遭遇し続けることができる「ポケトレ」というアイテムが入手できる。これを使うとシンオウ地方に普段出現しないレアなポケモンが入手できる。 さらにこのアイテムで上手く連鎖が続けば色違いのポケモンが確実に出現するという隠し仕様がある。本来色違いのポケモンが出現する可能性は約1/8000という極めて低いレベルなのだが、気軽に入手しやすくなった。 GBAのポケモンを連れてこられる施設「パルパーク」 DSにダブルスロットした『RSE』『FRLG』からポケモンと持ち物を移動させることができる。もちろん、GCからGBAを経由すれば『ポケモンコロシアム』や『XD』からもポケモンを連れてこられる。 ただし、DSからGBAに戻すことはできない点に注意が必要。また、ダブルスロットがあるDSは初期型・LiteのみのためDSi・3DS・2DSでは使用できないので注意。 なお、連れてきたポケモンはすぐ手持ちに加わるわけではなく一旦パーク内に放たれる。ポケモンの生態に合った地形に潜んでいるので、探し出して「パークボール」という専用のモンスターボールを投げて再捕獲することで正式に使えるようになる。捕獲ではあるが親名(ID)が変わることはない。 『金銀』と『RS』間で一度互換が切られただけに、今回のポケモン引き継ぎ要素は大いに歓迎された。本作以降の新作にも何らかのポケモン引継ぎ要素が実装されており、当然本作で捕まえたポケモンも異なるハードの最新作まで送れるようになっている。 「第三世代⇒第四世代」のみの特徴として、第三世代側でポケモンに持たせた道具もそのまま引き継げる。ダイブボールなど第四世代で入手しづらくなった道具も存在するので、それらの確保にも使える。 ニンテンドーWi-Fiコネクションを用いた通信要素が組み込まれた。 フレンドコードを交換した相手とオンラインで対戦・交換が可能になった。 他にも、世界中の不特定多数のプレイヤーと交換が出来る「GTS」でポケモン図鑑の完成に協力しあえるようになったり、「Wi-Fiバトルルーム」で世界中の強豪の手持ちをコピーしたCPUと対戦できるようになった。 2014年5月20日にニンテンドーWi-Fiコネクションが終了したので、現在は利用不可能。 海外版との互換性について 第三世代と同様、海外版との通信交換・対戦はローカル・オンライン問わず問題なく可能となっている。 第三世代では5文字しか表示されなかった外国産のポケモンの名前がすべて表示されるようになった。パルパークから連れてきた場合もちゃんと表示される。 トレーナーとポケモンの出身言語が異なる場合、獲得経験値が1.7倍(同言語で親が異なるだけなら1.5倍)になるボーナスが発生するようになった。 言語が異なるポケモン同士を親にしてタマゴを作った場合、産まれてくるポケモンが色違いになる確率が通常の4倍になるという仕様も追加された。 屋内でもBボタンを押し続けてダッシュできるようになった。今作以降の全ての本編にも適用されている。 時計機能が標準搭載されているDSでの発売に伴い、GBA版では希薄だった時間帯・曜日の概念が復活(*6)。 時間帯によって風景やBGMが変わったり、曜日や時間帯限定で各種サブイベントが起きたりするようになった。時間帯によって進化するポケモンも増加している。 伝説のポケモン(ディアルガ・パルキア・アグノム・エムリット・ユクシー)は、戦闘から逃げても一度殿堂入りすれば復活するようになった。 捕獲のタイミングをコントロールできるようになったので特に厳選したい場合はありがたい。ただし倒した場合は復活しない(『プラチナ』以降で改善)。 これに関して、初期の攻略本で「逃げたか倒した場合は殿堂入り後復活」という誤情報があったせいで泣きを見た人もいたかもしれない。 『ファイアレッド・リーフグリーン』と『エメラルド』にあった、「全国図鑑を手に入れるまで他地方のポケモンを交換等で入手できない」制限は撤廃された。同世代の他ロムから交換してもらう等すれば、全国のポケモンでストーリーを冒険することも可能。 個体値の目安となる「個性」の追加。個体値が最も高い能力に応じて「かけっこがすき」「ちょっぴりみえっぱり」などの固有文がステータス画面に表示される。フレーバー要素であり、個体値以外の要素には影響しない(*7)。 同系統の♂♀を預けるとタマゴが発見されるタマゴグループのうち「性別不明グループ」が廃止。性別不明のポケモンは全て他のグループに編入された。もちろん性別は不明なので、メタモンと預けることでしかタマゴを発見できないことには変わりはない。 トレーナーカードの裏側に自由欄が出来て、好きな文章をタッチペンで描けるようになった。 工夫して絵を描くユーザーも多く、ネット上では職人芸と言ってもいいほどの作品が多数見受けられた。 クリア後の腕試し施設であるバトルタワーが続投。『エメラルド』と同様に、シングルバトル・ダブルバトル・通信によるマルチバトル・NPCとタッグを組むマルチバトルに挑める。 ただし本作時点ではバトルフロンティアではないので、バトルタワー以外のバトル施設が存在しない。 評価点 ハード移行に伴う正統進化 前述したようにグラフィックの向上、テキスト量増加により深みを増したストーリーなど、新ハードにふさわしい進化を遂げた。 性別による姿の違いや、色違いの出現しやすい国際孵化・ポケトレなどで、収集の楽しみも増えている。 DSの二画面を生かした要素 バトル時には下画面でコマンド選択をする。「たたかう」選択時の技には、タイプ名とタイプに応じた色が表示されるため、視覚的に分かりやすくなった。例えばほのおタイプの「かえんほうしゃ」なら技枠が赤くなる。 移動中にも利用できるポケッチやちかつうろは最たるもので、タッチペンとの相性が非常に良い。 BGMはGBA時代より音質が向上。 特に優しく繊細な音が特徴の「209ばんどうろ」や激しく疾走感のある曲調の「戦闘!チャンピオン」の人気が抜きん出ている。 深みを増した対戦要素 前述したようにポケモンや技の増加により、パーティの幅が広がった。 実用的な道具や木の実の大幅増加により持ち物を含めた読み合いも奥深くなった。 Wi-Fiの導入による通信プレイのハードルの低下 フレンドコードを教える必要はあるものの、ポケモンの醍醐味である通信プレイが手軽に行えるようになり、遊びの幅が大きく広がった。 さらに現実でのコミュニティや攻略・動画サイトの発展、『ポケモンバトルレボリューション』の発売などを受け、これまでハードルが高かったポケモン対戦の知識が広く共有されるようになった。以降の作品も対戦要素に主眼が置かれていくようになるなど、実装の影響は大きい。 ポケモンシリーズのオンライン対応要素はこれ以前に『クリスタル』のバトルタワーがあるが、ネット環境を用意するハードルの高さなどからユーザー数はあまり多くなかった。 フレンドコードを交換し合える相手がいなくても、GTSを利用することで欲しいポケモンを手に入れやすくなった。ただし初実装ということで問題も多かった(問題点の項を参照)。 賛否両論点 ポケモンのお菓子「ポフィン」について 前作の「ポロック」に相当する、「きのみ」を材料にして作るポケモンのお菓子。コンテストに影響するコンディションを高めることができるが、通信の有無で極端な格差が発生する。 これは前作から引き継いだ「味(コンディション上昇量)は合算されるが、なめらかさ(食べられる総量)は平均される」という仕様によるもの。つまり味を打ち消さない限り、人数が多ければ多いほど質はよくなる。前作で「ブレンドが下手」「ろくな木の実を持っていない」と顰蹙を買ったNPCですら、なめらかさの軽減には大いに貢献してくれていたのである。 タッチペンの筆跡を一致させることでなめらかさに下方修正が入るという隠しボーナスがある。 問題点 ストーリーでの問題点 ゲームテンポが悪い ポケモン登場時のアニメーションが長く、HPゲージの減る速度が遅いため、戦闘のテンポが非常に悪い。戦闘テンポが良いGBAシリーズと比べると差は歴然。 なみのりでの移動スピードも極端に遅く、各所を繋ぐゲートにじてんしゃに乗ったまま入ると強制的に降ろされる(この仕様があるのは本作だけ)。 フィールドが3Dになったことにより、エリア切り替え時のロード時間も発生するようになった。 今作で「新たに進化前後が追加されたポケモン」が多いが、その半分以上が殿堂入り前には登場しない。 全29種中、殿堂入りまでに登場するのはスボミー・ロズレイド・エテボース・ムウマージ・ドンカラス・リーシャン・ウソハチ・マネネ・ピンプク・ゴンベ・タマンタ・マニューラの計12種となっている。 上述の追加進化ポケモン5体の内、エテボースを除く4体は進化に道具が必要なのだが、その道具を入手できるタイミングがことごとく遅い。 ロゼリアの進化に必要な「ひかりのいし」は6番目のジムに挑戦できるようになった段階で寄り道をすると入手可能であり、ムウマとヤミカラスの進化に必要な「やみのいし」は7番目のジムをクリアした後の一連のストーリー中に入手可能。ニューラの進化に必要な「するどいツメ」に至ってはクリア前のチャンピオンロードの出口付近のフロアに落ちている。 ニューラは捕獲可能になるのが終盤近くになるが、他の3匹は序盤で捕獲可能なため、進化可能になるまでが長くなりがち。いずれも元々は無進化ポケモン故に進化道具が手に入るまでは進化なしても能力が高めなのが救いか。 エイパムは上述の4種とは違って進化自体は簡単だが、出現するのが「あまいかおりのするき」のみであるため入手自体が難しい。後述のゴンベよりはマシだが、それでも出現確率はかなり低い。 ミカルゲの入手条件 「みたまのとう」を「かなめいし」を使用して修復した後に「ちかつうろ」でほかのプレイヤーと32回以上会話する必要がある。条件を満たした後は「みたまのとう」に出現する。 後者の条件を満たすために、協力プレイあるいは自前でDS2つ用意する必要があるし、そこから上記の手順をとらなければならない。 後に『HGSS』でもポケウォーカーから入手可能になったのでそちらから交換してもよいが、こちらも入手できるコースを解禁するのに膨大なWが必要。 第5世代以降も入手にやきもきさせられるポケモンとして有名。 セーブにかかる時間も前作までと比べて激増した。 パソコンに預けたポケモンの配置や情報がほんの少しでも変わっていると、変わっていない部分も含め全ポケモンの情報を上書きしなおしているらしく、約15秒も待たされる。電源ランプが赤のときにプレイするのは注意が必要。 ポケモンシリーズでパソコン操作は頻繁に行う必須動作のため、明らかなストレス要素となっている。 地下通路の「タマ」は無駄に手に入るケースが多い。 持てる数に上限がある上、ゲーム内で交換できる場所の確認も出来ないため、すぐ上限に達してしまいやすい。 埋めると大きくなるが、大きくなりすぎて欲しいものと交換してもらえない事も多い。 本編中に登場する新旧混合150匹のポケモンのタイプの偏りが激しい。 ほのおタイプのポケモンはヒコザル系とポニータ系の2系統のみ。しかも前者は最初に貰える3匹の中の1匹なので、ヒコザルを選ばなかった場合はポニータ系しかいない。 困ったことにほのおタイプでしか弱点を突けず状態異常の技も嫌らしいドーミラー系(*8)が、野生・トレーナー戦両方で終盤まで登場し続ける。タイプ一致でなくともわざマシンと思い出し含めほのおタイプのわざを覚えるポケモンはあまり多くない。 こおりタイプはユキカブリ系とニューラ系だけ、でんきタイプはコリンク系とピカチュウ系とパチリスだけ。ドラゴンタイプはフカマル系とディアルガ、パルキアだけ。反対に、みずタイプは新旧ともども数が多く、150匹中の30匹ほどを占めている。 「北国が舞台で豪雪地帯もあるのにこおりタイプが少ない」という、少々妙なことになっている(*9)。また火山はクリア後マップに登場するが(モデルとなった北海道は意外に火山も多い)、出現するほのおタイプは他の地方のもの中心。 そうした事情もあり、スズナ・デンジ・オーバなど上記のタイプの使い手は得意タイプのポケモンのみでは手持ちが足りないせいか、得意タイプの技を覚えた別タイプのポケモンで埋め合わせをしている(*10)。また、そういったジムの一般トレーナーは埋め合わせに使われるようなポケモンしか持っていないこともある。全国図鑑入手後に四天王と再戦してもメンバーの変更・増員はない。 デンジとオーバはこの点から専門タイプの申告がない。 はがねタイプのミオジムはジムリーダーのトウガンこそタイプ統一になっているが、ジムトレーナーはほとんどが別タイプを使用しており、上記のタイプほどではないがバリエーションが少ない。 キクノもじめんタイプが含まれていないウソッキーを使う。トリトドンはシロナが使うために被ってしまうという理由で使えなかったのだろうが、それでもウソッキーとトリトドンを逆にできたはずである。そうすればシロナも他のポケモンとタイプが被る事はなかったのだが(*11)。 ほかにもドダイトスを使用すると御三家の中でエンペルトだけ四天王やチャンピオンの手持ちにない事になる事情もあったのだろうが、それなら「専門タイプがないシロナがエンペルトを使用する」「ほのお・こおり・でんきなどの比較的種類が少ないタイプのジムリーダーは中盤までに登場させる・もしくはジムリーダーや四天王の専門タイプにしない」「みず・はがね・かくとうなどの比較的種類が多いタイプを使うジムリーダーを終盤にする・もしくは四天王にする」「終盤のジムリーダーや四天王にはノーマル・どく・ひこうなどの比較的種類が多いタイプにする」など解決策は多かったはず。 もしくはジムリーダー1人くらいは「グリーンと同じく専門タイプなし」でも良かったのでは? また、前述の「進化前後が追加されたポケモン」を全て殿堂入り前に登場させると言った策でも十分解決になっていたはずである。 ジムリーダーや四天王が得意タイプ以外のポケモンを所持していることや数の少ないタイプのポケモンを得意としていることは多くの前例があったが、過去作のポケモンを登場させる余裕があった本作ではかなりアンバランスな感が否めない。 過去作で多かった「同種のポケモンを複数匹使うようにする」という策でも幾分か改善されていたと思われる。 むしタイプ使いの四天王であるリョウは頭数こそ揃っていても、種類は多くないためにアゲハントやドクケイルなどの低ステータスのむしポケモンを使用しており弱い。そして切り札はどく/あくタイプのドラピオン(進化前はむしタイプ)と、本作の隔たりを大きく受けている(*12)。 御三家(最初に選ぶ3匹)のシナリオ攻略での扱いにくさ。 くさタイプのナエトル系は物理に強いがすばやさが低く、最終進化するとじめんタイプが追加されることで元々弱かったこおりタイプにさらに弱くなってしまう。 くさタイプを弱点とするみずタイプのポケモンを持つトレーナーは、後半になるとほぼ全てこおりタイプのわざを覚えている。じめん弱点のポケモンも対策で(例えば四天王のリョウのドラピオン)こおりタイプのわざを持っていることが多い。これはこおり4倍のドダイトスにはかなり辛く、有利に倒せるポケモンはタイプ相性ほど多くない。素早さも高くないため、使われる前に倒すのもほぼ絶望的。 独自の複合タイプによって洞窟によく出現するイシツブテ系統に強く出られるというメリットは存在する。あくタイプの技である「かみつく」「かみくだく」を自力習得できるので、出す相手を間違えなければそれなりに活躍できる。 ほのおタイプのヒコザル系のタイプ一致わざは補正込みで威力90の「かえんぐるま」や威力60の「マッハパンチ」など物足りない威力か、威力180だがPP(使用回数)が少なくデメリットもある「フレアドライブ」「インファイト」しかなく、戦闘ごとに回復されない(*13)シナリオでは大量の回復道具がいる。 わざマシンで補強するにも「かえんほうしゃ(*14)」「かわらわり」は寄り道しないと入手できないため気づきにくい。また、前述したように本作にはみずタイプが多いので頻繁に弱点を突かれる傾向にある。 ただし、前述したように本作ではほのおタイプが非常に貴重ではがねタイプ(*15)の弱点を突けることや、タイプ一致わざ以外に覚えられるわざの範囲がそこそこ広いため、他二匹より使い勝手は優れる。 みずタイプのポッチャマ系はバランス系の性能だが、レベルアップで習得できるわざやわざマシンで覚えられるわざの威力やラインナップが微妙とこれまでのみずタイプ御三家とは毛色が異なる。すばやさも低めで先手をとれないことが多い。 2番目のジムは弱点を突いてくるくさタイプ使い、3番目のジムは最終進化するとはがねタイプが追加されて弱点を突かれるようになるかくとうタイプ使い。3番目のジムは進化レベルに達しないまま挑戦する事になる事が多かろうが… エンペルトになるとはがねタイプが付くが、レベルアップで習得できるはがねタイプのわざは低威力かつ物理技の「メタルクロー」だけ。ステータスに合致した特殊技の「ラスターカノン」は6番目のジムリーダーからもらうわざマシンが必要になる。「はがねのつばさ」にしてもその頃でないと入手できない。 相性を相殺し合うみずタイプも多いなど、手持ちメンバーでのフォローは必須。 また、こおりタイプのわざでドラゴンタイプ対策にしようにも、ドラゴンタイプは殿堂入り前はガブリアス系の他にはディアルガ・パルキアだけしか登場しない。ガブリアス系はじめんタイプであるため、はがねタイプのエンペルトだと対策としては心許無い。 ジムリーダーとのタイプ相性はどれにも活躍の機会は与えられているため、『金銀』のチコリータ程厳しくないものの、なにかと利便性の悪さが目立ってしまっている。 ただし、ポケモンシリーズ自体が6匹のポケモンを連れていけるので、前述した出現するポケモンのタイプの偏りはあるものの、有利不利を補いあう事はあまり難しくない。そもそも複数のポケモンでカバーする前提なのだろうが… CPUの頭が非常に悪い ジムリーダーや四天王・チャンピオンクラスのトレーナーでさえ的確な技を出さないため、四天王・チャンピオンの強さは非常に高いレベルを配慮しても歴代最弱クラス。 具体的に言うと無効化される、既に使用していたことで効果を発揮しないなどといった使っても今の無い技を除いたものの中から完全にランダムで使用するルーチンが組まれている。そのため後1回攻撃すれば倒せる相手に対して、無駄な補助技を使って隙を生み出すことも多い。 クリア後のバトルタワーでは上記のような行動をしなくなるため、いつも通りの歯応えのある戦いができるようになる。 フィールド内に設けられた地形「湿原」「雪原」 このエリアではじてんしゃが使えず、深い部分にハマってしまうと十字ボタンをレバガチャして抜け出すまで動けないため面倒。特にメリットもない。 湿原の上にくさむらがある場合、脱出しようともがいていたらエンカウント、といったことも多い。 設置されている場所も多く、サファリゾーンにあたる「だいしつげん」や、ストーリー攻略上何度も訪れる「キッサキシティ」「エイチこのほとり」「テンガンざん(外部)」までこの地形がある。 モデルとなった北海道は湿地帯も多いので、忠実に再現したともいえるが、ゲームの面白さには寄与していないのが実情だろう。 一部フィールドでのみ、常時発生する新天候「きり」 「きりが ふかい」状態では敵味方問わずわざの命中率が0.6倍になる。攻撃が当たらず戦闘がいたずらに長引くストレス要因にしかなっていない。 ひでんマシンの「きりばらい」で解除することはできるが、入手には一般人に話しかける必要があるので貰い損ねる確率が高い。使わなくても命中率の低さに目をつぶればクリアは可能なのだが、もらったらもらったで新たな問題が発生してしまう(後述)。 プレイヤーがこの天候を発生させる事もできず、同世代の『バトレボ』『HGSS』では運が良ければ見られる程度のもの。 移動・探索のために使う「ひでんわざ」は前作同様の8種類だが、依然として問題点が目立つ。 特に新たなひでんわざ「きりばらい」と「ロッククライム」は使い道のなさが際立つ。 「きりばらい」は相手の回避率を低下させ、相手が貼った壁(リフレクターなど)を取り除くが、自分が相手フィールドに設置したわざ(まきびしなど)まで取り除くあんまりな性能。対戦では壁の除去に使うことはあるだろうが、ストーリーでは対象となる変化わざもあまり使わないであろう。回避率低下効果に至っては対戦・ストーリー共に使う場面がほとんど無く、使い勝手の乏しいひでんわざに枠が奪われるのは苦しい。 「ロッククライム」はフィールドでは崖を登るために必須だが、性能としては同じひでんわざの「かいりき」より威力が10高いものの、命中85とデメリットが大きい上、覚えられるポケモンが少ないと散々。幸い御三家が覚えられるため、御三家を連れている限りは誰も覚えられない状況にはならない。 一方、戦闘では「なみのり」の下位互換だった「たきのぼり」は、物理特殊の分離を受けた事で物理技に変更され、さらに追加効果で先制したときに一定確率でひるませるようにもなったため、実用的なわざへと強化されている。 ご都合主義な足止め理由。 RPGでは「条件を満たさないと進めない(仕掛け作動・キーアイテム入手・ボス撃破など)」という展開は当たり前だが、『ポケモン』シリーズでは理不尽な理由で道をふさぐ人がしばしばおり、今作では最後の町に行く道を「停電だから」と通行止めにしている太った男性がいる。 これが電車で移動などならおかしくはないが、「通行手段が徒歩と自転車だけの信号も送電線もない(*16)道」が通行止めなのはいくらなんでも理不尽である(*17)。 しかし初めに書かれてある通りこの問題は今作だけのものではないばかりか、世代が進んでもロクに改善されていない。 サファリゾーンに当たる「だいしつげん」の旨みが少ない。 ここで出現するポケモンは通常ポケモンと日替わりポケモン、さらにクリア後のダブルスロットを含めての3種類に分けられる。 だが、キバニア(すごいつりざお入手後のみ)以外の通常ポケモンはここ以外の場所でも容易に手に入る。従来にもこのようなことはあったが、ここまで新規出現ポケモンが少ないのは初。 ただし、ルリリとマリルは別口の入手手段があるが、ここの方が出現率が高い。 日替わりポケモンは6つのエリアにそれぞれ1種類ずつ追加されるが、通常ポケモンの大半と重複している。マスキッパやヤンヤンマ等ここ限定のポケモンも少なくなく、目当てのレアポケモンを入手したい時は邪魔。どんな日替わりポケモンが出たかは、中に入らずとも双眼鏡を何度か使えば確認できるのは救い。 ダブルスロットで出現するのは『ファイアレッド』使用時のアーボックだけ。そこまでレアではない。 システムの問題点 道具預かりシステムの廃止 道具を全て持ち運べるようになり預ける場所は廃止されたが、移動が一方通行であることや並べ替えが手動なのでアイテム整理が面倒になった。 本作では進化のための道具や、戦闘用の道具の増加が顕著であるため、面倒さも強調されてしまっている。 初代からある不便さを加速させている問題として、「バッグに道具を入れるとその道具はバッグ欄の1番下に置かれる」仕様がある。すると、「よく持たせ変えるような道具は頻繁に一番下」「使わない道具が上を占める」ということになってしまう。電源を切るまでカーソルの位置は記憶されるが、面倒な仕様であることには変わりない。 どうしても道具を預けたければ、ボックスに預けたポケモンに持たせる以外の方法はない。 ゲームコーナーの景品のわざマシンの引き換えに必要なコイン数が多すぎる。 たとえば「かえんほうしゃ」「れいとうビーム」「10まんボルト」といった威力・命中が安定した需要が高いわざマシンの引き換えに必要なコインが、前作の4000枚から10000枚と倍以上に増加した。コインの価格は500枚1万円のままなので、必要なコインを全部現金で買う場合8万円から20万円まで高騰したことになる。 遊べるゲームが『FRLG』同様絵合わせスロットに限られ、それが前作よりも多少稼ぎやすくなったことにより景品の価値も倍増したと思われる。 しかしスロットは演出こそ楽しめるものの、決められた最良の手順通りにリールを止めるだけのため、相変わらず単調。人によっては1000枚集めることすら苦痛に感じるほど面白みがない。 パルパークの不便な仕様 ある意味製作上の都合ではあるが、GBA/DS間の輸送が一方通行なのは、GBA版を引き続きやりこみたいプレイヤーやイベント限定の特別なポケモンをGBAから移したくないコレクターから不評を買った。 ダブルスロット連動で、GBAソフトで集めた要素をDSソフトに持ち込めるゲームは他にもある(*18)が、いずれも「GBA側からは無くならない(DS側にコピーされる)」方式である。ただし、ポケモン本編の場合は転送後の通信交換が可能なので事情は大きく異なるだろう。 GBAから送れるのは1日1回6匹までと非常に少ない。大量のポケモンを輸送するにはかなりの日数が必要となる。 もっとも、送り込むポケモンをじっくり吟味させる意図があったとも考えられるが…「HGSS」以降のソフトでは撤廃された。 面倒で面白みのないミニゲーム パークボールは捕獲率100%ではあるものの、ポケモン一種ごとに希少度に応じた5段階の出現率と5つのエリアが設定されており、エリアがバラバラだったり貴重なポケモンを送った場合は非常に時間がかかる。 出現率4以上は数分歩き回っても出現しないことがザラ。なお、4には主に御三家の最終進化系や伝説のポケモン、5には幻のポケモンが該当する。 ひでんわざを覚えたポケモンは連れてこられない いわゆる「詰み」を防止するためだと考えられるが、現実的に対処不可能な状況に陥るケースは極めて限定される。しかもどのソフトにしても忘れられる事のできる場所に行けるようになるのは終盤。 本作に存在しない「ダイビング」を覚えたポケモンは再現できず(*19)、そもそもひでんマシンでは覚えない「なみのりピチュー」のような配信限定ポケモンをそのまま連れてくることができない。それ以外でも、せっかくポイントアップを使った技であっても忘れさせなければならない。 みずタイプのポケモンを送る場合、大半が「なみのり」が必須。覚えたポケモンがいないまま入ったら中断してやり直さなければならない。 参加できるポケモンが少なすぎる「ふれあいひろば」 ヨスガシティにある施設で、中に入るとプレイヤーの後ろをポケモンがついてくるのだが、入場できるポケモンがたったの7種類しかいない(フワンテ・ピンプク・ピカチュウ・ピッピ・ミミロル・コダック・パチリス)。全国図鑑入手後も4種(プリン・アチャモ・エネコ・キノココ)が追加されるだけ。 上記のポケモンはフィールド上でNPCが連れているものが大半であり、それを流用してのこの施設なのだろうが、ポケモン全体の数から比べてあまりに少なすぎる。 進化させてしまうと入れないことや、入手方法の兼ね合いもあり普通にプレイしているとほとんど利用できない。数多くのポケモンの中からお気に入りを選んでパーティを組むというゲーム性とも反してしまっている。 ただ、ポケモンのかわいらしい反応が見られるというコンセプトそのものは評判が良かった。 GTS関連について。 画期的なシステムである一方で、初登場という事もあり、粗削りな点が目立つ。 特に批判が大きい点として、ゲーム内で見たことがあるポケモンしか募集できない。 全国図鑑入手条件の都合もあってか、道中のトレーナーを全て倒せばアンノーンと伝説のポケモンを除いてシンオウ図鑑は埋まるようになっている(*20)。しかし、GBAのソフトや「HGSS」と交換でもしないと入手しにくいポケモンを募集できない。 ユーザー側の問題でもあるが、改造産ポケモンを預けたり、正規プレイで入手不可能な(進化に必須のレベル未満など)ポケモンを要求できてしまう。 他にも、簡単に野生で手に入るポケモンと引き換えに御三家や伝説・幻のポケモンなどを要求する者も多く、まともに交換をしたいユーザーにとっては邪魔な存在となっていた。 また、ポケモンの特性や覚えている技などを確認できない。 改造(チート)対策が不十分。 オンライン要素が復活したことで、外部媒体で作成した改造ポケモンによる問題が頻発するようになってしまった。以降の作品でもほとんど解消できていない、厄介な問題である。 前述したGTSのほかに、バトルタワーのWi-Fiバトルルームでも異常な技構成+色違いのポケモンが跋扈する魔境と化している。 当然改造に手を染める低俗なプレイヤー側に問題があるが、ゲーム側でも何らかの対策が欲しかったところである。 野生ポケモンが2体いると捕獲できない。 本作においてはタッグパートナーを連れている時しか発生しないが、捕獲するには1体にしなければならない。 捕獲できない理由も「狙いが定まらない」というあんまりなもの。 ゴンベの入手が過度に難しい。 「あまいかおりのするき」のあたりの木に「あまいミツ」を塗った時に1%で出現という低確率。「プラチナ」でも同様で、カビゴンの捕獲も出来ない。 前作のヒンバスと似たような条件だが、あちらは出現率自体はそこまで低くはない。また、調べる場所は多いが調べる区画はハッキリしているあちらに対し、こちらは「あまいかおりのするき」が各地に点在しているため、調べるだけでも非常に時間がかかる。 「FRLG」「HGSS」を持っているならカビゴンを連れて来てタマゴを発見するという手はある(*21)。 対戦での問題点 全体的なバランス面 対戦システムを根本から変更した『RSE』と比較するとアイテムやわざの追加、わざの物理/特殊の細分化によって救済されたポケモンは数多く存在するが、さらに強化された上位層と中堅以下の層との格差は広がった傾向にある。 + 詳細 最たる例としては先述のガブリアスに代表される高スペックポケモンの増加。 高速・高火力・広範囲のガブリアスに対して、相性が悪い・低耐久のポケモンが一方的にやられてしまうのはもちろん、「ガブリアスと似た傾向のアタッカーは『ガブリアスの劣化』と揶揄されて対戦から姿を消す」「こおりタイプが弱点のポケモンはガブリアス対策がそのまま通用するためガブリアスのついでに狩られる」…と、ガチ対戦で使えるポケモンの幅を狭めてしまっていた。 また、タイプが同じフライゴンは種族値配分がとくこう以外が下回っているため、劣化版と言われる事もあった(*22)。また、同じような理由でバシャーモもゴウカザルの劣化版気味に言われていた。 当時のコミュニティでは、こうした高性能なポケモンは「中学生(=子供)が適当に使っても勝てるポケモン」の意味で「厨ポケ」と言われて否定的に称されるようになり、使用の是非を巡ってユーザー間で論争の種になることも珍しくなかった。 なお、続編で勝利至上主義を肯定するレーティングバトルが公式で実装されたこともあり、現在はそういったポケモンを使用することに対する批判は沈静化している(*23)。 とはいえ、強いポケモンさえ使えば本当に適当なプレイングで勝てるようなバランスでは決してなく、工夫次第では中堅ポケモンでそれらを倒すことも十分可能であった。 一方、種族値・特性・習得わざのいずれか、あるいは全てにおいて性能が低く対戦では使いづらいポケモンを示す「不遇ポケモン」「マイナーポケモン」という言葉も出てきた。シリーズを経るにつれて「習得できる技の増加」「進化系追加」などで強化され不遇を脱するポケモンも多いが、未だにテコ入れされないままのポケモンも依然として存在する。 とはいえ、元来ポケモンシリーズはキャラクターの数が非常に多いのが魅力のひとつであり、新ポケモンが登場するたびに格差が生じてしまうことは避けられない問題でもある。 強力過ぎる催眠技。 状態異常「ねむり」は、かかってしまうとターン経過で目覚めるまで何もできないのだが、催眠わざによる「ねむり」の継続ターンの下限が前作から1ターン伸び、最低でも2ターン行動不能になったことで大幅に強化された(1~6ターン行動不能から2~6ターン行動不能に)。 この状態異常にするわざ「さいみんじゅつ」の命中率が60%から70%にアップしたことも受け、素早さが高く先手でこのわざを使えるポケモン(ゲンガーなど)は大きく強化された。これが命中するかどうかで試合が決まるといった身も蓋もない運任せの展開になることもしばしばあり、対策は必須級となった。 特に幻のポケモン・ダークライの専用技「ダークホール」はダブルバトルで相手2匹を同時にねむり状態にさせるわざで、両方に当たれば相手を一気に無力化できてしまう凶悪極まりない性能。命中率も80と高い。ダークライ自体は公式大会などでは使用できないものの、代わりにダークホールを「スケッチ」で習得したドーブルがダブルバトルで暴れ回ることになった。 上記の戦法があまりに強力なため、相手のポケモンを2匹以上同時に眠らせてはならない(「重複催眠・複数催眠」の禁止)というローカルルールが生まれるほど。しかしこれは別に公式ルールなどではなく(*24)(*25)、仕様的にも問題なく複数眠らせることができるため、これまたしばしば論争の種に。 本作のWi-Fi対戦はフレンド対戦のみなので、対戦前に重複催眠に関するルールの合意をとることができたが、本作準拠の仕様である『ポケモンバトルレボリューション』のランダム対戦ではそれができないため問題となった。 この仕様があるのは本作の日本版のみで、海外版はねむりの継続ターンが以前の最低1ターンの仕様に戻され、マイナーチェンジ版の『プラチナ』以降の作品で「さいみんじゅつ」の命中率も60%に修正されてバランスはやや改善された。 それでも2006年以前と異なり公式ルールで重複催眠が解禁されていたために修正後でもなお強力すぎた面は否めなかった。 タイプごとの優遇・不遇の差。 本作では弱いと言われ続けてきたタイプにも高火力わざが登場して格差は埋まりつつあるも、それでもなお格差は存在している。 特に優遇されているのがかくとうタイプ。手軽に使えてデメリットも軽微な高火力わざ「インファイト」が登場した上、苦手であるひこうタイプの弱点を突けるいわタイプの高威力わざ「ストーンエッジ」をほとんどのかくとうタイプのポケモンが習得できるようになった。 名前の割に微妙だったドラゴンタイプも本領発揮。デメリットばかりが目立って使いにくかった「げきりん」の威力が90から120に上昇し、物理わざに変更されたことで高い攻撃力を活かせるようになった。特殊技にもデメリットはありながらも威力140の「りゅうせいぐん」が登場するなど、高いステータスを持て余すことなく使えるようになった。 半面、わざの最高威力が100を超えないタイプも存在する他、一致わざの威力不足に悩まされるポケモンも多い。 特にでんきタイプの物理わざはレパートリーが少なく問題視された。最高威力のわざはピチュー系のみ覚える「ボルテッカー」(威力120)で、次点は威力75の「かみなりパンチ」や威力65の「スパーク」「かみなりのキバ」が限度。新ポケモンのエレキブルやレントラーは攻撃の高さを活かせない(*26)。特にレントラーは四足歩行故「かみなりパンチ」も覚えない。前脚でも十分攻撃できそうなものだが…「ひっかく」なども覚えない。 またいわタイプの特殊わざはさらに悲惨。条件次第でタイプが変化する一部のわざを除いて最高威力は「パワージェム」(威力70)止まり、しかも追加効果すらないため、ほとんどのポケモンが覚える「めざめるパワー」と同等でしかないという有様。 育成の問題点 厳選難易度の高さが三世代からほとんど改善されていない。 + 詳細 メタモンの野生での登場、個性による部分的な個体値の確定など、マシになった部分はあるものの根本的な部分は改善されていない。 野生で6V(最高個体値)のメタモンを厳選しようにも、乱数生成の問題により性格は「すなお」「おくびょう」「ひかえめ」「おだやか」の4種類しか出現しない。 この点は次作で修正されている。 25種類ありながらも実用性に足るものが少ない性格や、32段階が6箇所の個体値など、対戦の準備段階にかけた時間で能力差が出やすい。 性別不明のジバコイルにめざめるパワーを覚えさせたい場合などは苦行の域。 進化条件が特定の性別のポケモン(エルレイド・ユキメノコ・ビークイン)。 図鑑埋めなら問題はないが、問題は対戦用に育成する場合。ラルトス(♂のみ)・ユキワラシ(♀のみ)は雌雄比率がともに1 1なので問題にはならないかもしれないが、♀しか進化できないミツハニーは雌雄比率が1(♀) 7(♂)のため厳選は高難易度を極める(*27)。ラルトスやユキワラシと違って性別無関係の進化形が存在しないこともあって、♂のミツハニーは完全に劣化版。 『ブラック・ホワイト』からは「しんかのきせき」を持たせるとぼうぎょととくぼうが上がるようにはなっているが、それでもビークインの方がぼうぎょもとくぼうも高い。 バトル中のステータス画面で性格を確認出来なくなった。これは後のソフトにも受け継がれてしまった。 これにより本編ではステータス確認する暇もなく戦闘を挟む場合(イベント等)の性格厳選が面倒になっている。 また、『プラチナ』『HGSS』ではポケモンをレンタルして戦うバトルファクトリーにて実害が生じている。 バグ・不具合 本作では、手順さえ知っていれば簡単に再現できる上、通常では有り得ないポケモンが手に入ってしまうバグが2つもある。 後期版のロムや、後述のプラチナでは修正されている。 「へんしん」「ものまね」バグ これらの技を使い、ある手順を踏むことで、通常は覚えない技を覚えさせたり、道具を増殖できてしまう。 「なぞのばしょ」バグ 手軽な方法で「なぞのばしょ」と名の付いたバグ空間に侵入が可能。内部を探索しているとフリーズしたり動けなくなったり、場合によってはデータが破損する可能性もある。基本的に徒歩での脱出はできないが、特定の場所まで行けばアイテムなどの使用で脱出できる他、所定の場所でのセーブ→リセットで通常マップに戻れる。 この「なぞのばしょ」を経由することで、ダークライやシェイミ、アルセウス(*28)といった映画館でしか配布されない幻のポケモンを入手することもできた。このためネット上では真偽が混ざった様々な情報が出回り、さながら初代のミュウ入手バグの再来となった。 このバグの厄介な点として、必要な「たんけんセット」の使用時にレポートを書かなければいけないという仕様がある。これを実行した結果、進行不能に陥ったプレイヤーも続出してしまった。任天堂が対策プログラムをDSステーションやWiiの『みんなのニンテンドーチャンネル』で配布していたほか、ソフトを任天堂へ直接送付しての修理にも対応していたが、いずれも2018年2月に終了しているため、現在は修復不可能。 第四世代初の幻のポケモンには専用のマップに行き、そこで幻のポケモンを捕まえるイベントが用意されていたようだが、イベントアイテムではなく、ポケモンそのものを配布する方針になった。後にダークライとシェイミの捕獲イベントは『プラチナ』限定で配布がされていた。 アルセウスは『HGSS』に専用イベントが新たに用意されている。以降の幻のポケモンは入手後のイベントが用意される傾向が強くなった。 特定の条件下で「詰み」に陥る状況が起こりうる可能性がある。 226ばんすいどうの民家にはこちらのケイコウオとドイツ産のコイキングを交換してくれるNPCがいるのだが、この民家の周囲が水で囲まれているため、「交換に出すケイコウオしか『なみのり』を覚えられるポケモンがおらず、新たに『なみのり』を覚えられるポケモンを用意する手段(*29)がなく、さらに『そらをとぶ』か『テレポート』を使えるポケモンもいない」という条件を満たした状態で交換をすると脱出が出来なくなってしまう。 現在では修正プログラムの配布や修理対応サービスも終了しており、実行したが最後データを初期化するしかなくなってしまう。 もっともケイコウオをゲットするには「いいつりざお」が必須なので通常プレイでこの状況が発生することはそうそう起こりえないが。 総評 ハードをDSに移したことでグラフィックやサウンドは順当に進化し、ストーリーもポケモンらしい無難な作り。 本作独自の要素として、バラエティに富んだフィールドや、適当に遊んでいるだけで楽しい地下探検、下画面を存分に活かしたポケッチなどの評価は高い。 前作からの改善点としてクリア後行ける場所が豊富なことや、第三世代で縮小された時間帯・曜日などの要素をパワーアップさせて復活したこと、細かい面では屋内で走れるようになったことなども好評を得ている。 また、対戦面では攻撃技が物理と特殊に分離したことでバトルバランスは大きく変化。新たなポケモンや画期的な技やアイテムも増え、戦術次第で様々なポケモンが活躍できるようになり、戦略性が上がった。 Wi-Fi対戦が可能になったことで気軽に全国のプレイヤーと対戦できるようになり、ポケモン対戦が盛んになる礎を築いたと言える。 一方で、DS初作品という事もあってか、道具欄の使いづらさや戦闘や波乗りのモッサリ感、レポートの長さ、自転車の使えない地形など粗削りな点も目立つが、総合的には良作と言って差し支えないだろう。 ポケットモンスター プラチナ 【ぽけっともんすたー ぷらちな】 ジャンル RPG 裏を見る 対応機種 ニンテンドーDS メディア 1024MbitDSカード 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ゲームフリーク 発売日 2008年9月13日 定価 4,800円(税5%込み) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント テンポやプレイアビリティが大幅改善 追加・変更点 イベントが大幅追加。 国際警察のハンサムやギンガ団新幹部のプルートなど、新キャラの追加によって一部イベントが変更・追加された。 一例として『DP』ではそらをとぶを最速入手可能なタイミングで取り逃す可能性があったが、本作ではハンサムが直接案内してくれるように改善されている。 シロナは『DP』ではギンガ団絡みに関わることは皆無な先輩トレーナー的な位置づけであったが、ひでんマシンやタマゴを貰えたり、新エリアのやぶれたせかいに同行する、アカギと口論するなどと出番が大幅に増えている。 アカギについてはカンナギタウンでの戦闘が追加されている。また、ギラティナのイベントにも関わっており、ギラティナ出現時の彼のセリフがユーザーからネタにされることになった。 伝説のポケモンイベントも追加。パッケージを飾るポケモン・ギラティナにまつわる新イベントはこれまでにない異色の雰囲気で印象的である。 前述の「ふれあいひろば」が御三家をすべて連れ歩けるようになった。進化後であっても連れ歩ける。 主人公は服装が長袖・マフラーなど北国らしいものに変更。ポケッチのデザインも別物に。 ストーリーの攻略順やトレーナーの配置・使用ポケモンも『DP』から所々変更されている。 ボス格のトレーナーは使用するポケモンのレベルも上昇しており、本編の難易度がアップしている。ただし、原作で5番目のジムリーダーだったメリッサは3番目に変更された都合上、手持ちのレベルが大きく下がり、ポケモン自体も切り札のムウマージ以外は弱体化している。 Wi-Fiを利用した機能が充実。 特に対戦の一部始終を記録し、他のプレイヤーにも見せられる「バトルビデオ」は人気が出たようで、『USUM』まで搭載されていた。 ポケモン図鑑が多言語に完全対応。海外産のポケモンを入手すれば該当する言語の説明文が追加される。 ポケモンの新たなフォルムチェンジ形態が追加され、ギラティナ、シェイミ、ロトムらが新たな姿を得た。 ロトムに至っては5種類もの新フォルムが用意されたが、第四世代のうちは新たなわざを覚えるのみでタイプは変化しない。タイプ変化は『BW』を待つこととなる。またバトルタワーでは強制的に元の姿に戻される。 ポケモンの出現分布が大きく見直された。 殿堂入りまでに登場するポケモン数が210匹に増加。 数が少なかったタイプのポケモンも過去作から補充され、旅で使うポケモンの選択肢も増えている(*30)。 この影響で専門タイプ以外のポケモンを採用しておりネタにされていたスズナ、デンジ、オーバのパーティも統一感があるものとなった。 他のジムリーダーや四天王たちの大半も手持ちが強化されたり切り札ポケモンの変更が行われている。 『DP』で追加された旧作ポケモンの進化形態の多くはその進化前に出会えるのが殿堂入り後だったり、パルパークかダブルスロットが前提だったが、殿堂入り前までに発見・捕獲できるようになった。 殿堂入り後にいけるあるエリアの水上では進化前ながらも最高でレベル100のポケモンが釣れるようになった。 『エメラルド』同様、『DP』ではパッケージに映っている方しか入手できなかったディアルガ・パルキアの両方が入手できるようになった。 また、他の伝説を含め倒してしまった場合も殿堂入りすれば復活するようになった。 やり込み要素の追加。 『エメラルド』からバトルフロンティアがリニューアルして復活。完全制覇は廃人ですら匙を投げるような鬼畜難易度であったためか、今作ではそれなりの知識と根気があれば完全制覇が十分見込める難易度に調整された。(バトルファクトリーを除く) 「バトルタワー」はこれまでと同じくオーソドックスな勝ち抜きバトル。 「バトルファクトリー」も『エメラルド』に引き続き登場。ランダムにピックアップされるレンタルポケモンを使用し、バトル後には相手のポケモン1匹を自分の手持ちと交換できる。戦術はもちろん、様々なポケモンやわざの特徴を把握する「知識」、戦闘中に相手のポケモンの構成を見抜く「観察力」、そしてなにより「運」が求められる難関施設である。 「バトルルーレット」ではバトル前に回すルーレットの結果によって様々な効果が発生する。ランダム性に対応できるパーティを組む必要がある。 「バトルキャッスル」ではバトルに勝つと貰える「キャッスルポイント(CP)」を使用する。CPを消費することでポケモンのHPを回復させたり(この施設では対戦ごとにポケモンの回復がなされない)、相手のレベルを下げたりと有利な効果が得られるため、どのタイミングでCPを使うかがポイントとなる。 「バトルステージ」は1匹のポケモンだけを使って1対1の戦いを繰り返していく施設。苦手なタイプ相手をいかに乗り切るかがカギ。 「しょうぶどころ」で強化されたジムリーダーと戦えるようになった他、強化四天王も再登場。それに加えて殿堂入り20回以上でさらに強化されたライバルと戦えるようになった。 めざめるパワーのタイプを判別してくれるNPCが追加された。『DP』まではある程度レベルを上げて外部ツールで確認するかカクレオンに攻撃する必要があったが、このNPCのおかげでかなり効率が上がった。 ある場所で条件を満たせばふしぎなアメを奪える敵が現れるようになり、個体値の特定もしやすくなった。ただ1日1回しか挑戦できず、不確定要素があるので大量に集めることは困難だが。 覚えられるわざ関連。 レベルアップで覚えられるわざが対戦面・冒険面で役立つように一部変更された。 ハッサムの代名詞ともなった「バレットパンチ(通称バレパン)」は本作から。 教えわざが『エメラルド』からラインナップを変えて復活したことで戦略の幅が広がった。 これにより強化されたポケモンも多い。教え技と『DP』での追加特性や新たなタマゴ技を両立することも可能となった。 ただし、教え技の中には削除されてしまった有用なものも存在。「カウンター」「すてみタックル」「ちきゅうなげ」などは第七世代においても未だに教え技として復活していないため、もし使いたければGBA版で育成するか、バーチャルコンソール版から連れてくる必要がある。 わざマシンの「タネマシンガン」や教えわざの「ふいうち」などは続編で習得手段が消滅してしまったため、ポケモンによっては未だに本作や『HGSS』でしか覚えられない。 個々のシステムの改善。 登場時モーションの簡略化、HPゲージの減りが速くなるなど戦闘のテンポが速くなった。その他、なみのり移動の速度が上がり(それでも第三世代と比べると遅いが)、ゲート通過時にもじてんしゃから下車しなくなるなど、テンポの悪さがある程度改善された。 ただしレポートを書くのにかかる時間はむしろ伸びている。 上述の通り、批判の声が多かった「さいみんじゅつ」の命中率が60に戻り、「ねむり」の持続ターンも最短1ターンに戻った。 コンテストポケモン育成の煩わしさも多少解消されている。 そこそこ高品質のポフィンを店で買えるようになり、通信相手がいなくてもコンディションを3箇所程度ならMAXにできるようになった。 一部のきのみも店で買えるようになった。これによりソロプレイでもヒンバスを簡単に進化させられるようになった。 ポケッチのアプリのページ移動が前にも後ろにも進められるようになった。 ふれあいひろばに本作の御三家全種類(進化させていても入れる)が参加できるようになり、極端なプレイをしていない限りはふつうに進めていても参加できるようになっている。 一部のダンジョンやオブジェクトのグラフィックが一新された。 ポケモンのドット絵も描き直され(主にシンオウ図鑑に載っているポケモンが中心)、『HGSS』での三・四世代のポケモンはこの立ち絵が使われるようになった。 妙な面構えをしていたグライオンがはっきりとした顔立ちになったり、怪しさの増したダークライ、勇ましいアルセウス、わんこ座りがかわいいグレイシアなど好評なものも多い。 その一方で、「マヌケな顔になったマリル」「迫力のなくなったヨノワール」「ポーズに力のないカビゴンやユキノオー」など以前の方が良かったと言われるものもいくつかある。また、「『DP』のものから顔の向きを左右反転しただけのムックル」「元からあった2枚目のものをデフォルトにしただけ」など「流石にこれは全く同じでよかったのでは」とおもわれるものも多い。シンオウ図鑑に載っていないものは全く変化していないものがほとんどである。 グライガーの体色がこれまでの作品では紫色だったが、プラチナ版だけ青紫色になっている。 これについては、色彩が旧公式絵に準拠しているためと思われる。『HGSS』では公式絵が紫色に描き直された。 問題点(プラチナ) 殿堂入り前にイーブイが1匹もらえるようになるが、もらうレベルの都合上「しばらく進化させない」という手段を使わない限りタイプ一致のわざを使えない。 ただし、そうしないと即戦力にならなくなるリスクもあるが… 「ヨスガジム」の対策がしづらくなった。 「ダイヤモンド・パール」ではそれぞれのバーション限定で「ヤミカラス」「ムウマ」が出現するが、本作では出現しないため、ヨスガシティに行くまでに入手できるあくタイプのポケモンがイーブイをもらってブラッキーに進化させるしかない。ゴーストタイプは互いに弱点になるため、一撃で倒さないとこちらは倒される可能性が高い。 レベルの関係上、ブラッキーにタイプ一致の技を覚えさせるにはノモセにまで行く必要がある。 ここまでで入手できるポケモンの中でタイプ一致でないあく・ゴーストタイプのわざを「レベル上げだけで覚えるポケモン」はナエトル系統・ズバット系・ズガイトス系・コリンク系・ブイゼルくらい。しかもムウマージは「マジカルリーフ」「サイケこうせん」を使うため、ブイゼル・ズガイトス・ズバットはほぼ一撃で倒される。 ノモセ付近でデルビルが出現するため、順番がそのままだったら十分に改善されていたが… なお、ミカルゲの入手はヨスガジムのクリア後となる。 バグ・不具合 上述の致命的なバグは治っているが、新たなバグが見つかっている。 通称「おいうちバグ」。 天候変化、またはわざ「トリックルーム」や「じゅうりょく」状態の時に、「おいうち」の効果(*31)を発動させて相手を倒すと、天候が異常な状態になってしまう。 発動していない天候のメッセージやバグメッセージが表示されるだけでなく、チェリムやポワルンなど天候によって姿が変わるポケモンは永遠に変身を繰り返してしまうため、こうなってしまうと電源を切るしか脱出手段がない。 天候を強制的にすなあらしにする特性「すなおこし」を持つバンギラスは、このバグを防止するために実質おいうちが使えなくなり、対戦環境にも支障をきたした。 総評(プラチナ) テンポの悪さなど『DP』の問題点を改善し、完全新規になったバトルフロンティアなどやりこみ要素も充実した完成度の高い一本。 批判点は上述した新たな不具合の発生くらいで、ポケモンシリーズ全体を見てもユーザーからの評価が非常に高い。 余談 所々に『金銀』のストーリーを思わせる発言をする人物や、同作のジムリーダーがゲスト出演していたことから「『金銀』のリメイクをDS世代で行うのでは?」と噂になっていた。 予想通り、『プラチナ』発売後にリメイク版『金銀』である『ハートゴールド・ソウルシルバー』が発売された。 ちなみに『金銀』を思わせる要素はゲームだけでなく当時のアニメや映画でも見受けられた。過去作要素が出てくる度に「○○リメイクの伏線」という発信をする者が現在でも見受けられるのは間違いなくこの影響であろう。 本作で初登場したポケモンのうち、アニメ版の映画で先行登場し『スマブラ』にも出演したルカリオ、アニメのDP編におけるW主人公の一人ヒカリの手持ちとなったポッチャマは、公式からの扱いが良い傾向にある。 それぞれかっこいい系・かわいい系として受け入れられやすいデザインということもあり、プレイヤーからの人気も高い。2016年のポケモン総選挙では総数720匹と多い中でルカリオが15位、ポッチャマが40位(御三家で絞ると1位のゲッコウガ、9位のリザードンに次ぐ)という高順位を収めた。 本作のジムバッジは特定のバッジではなく、バッジの個数によってポケモンが指示を聞くレベルの上限が上がるようになっている。 シリーズでは初の仕様であり、他にこの仕様が採用されているのは後述のリメイクを除くと『ピカブイ』『SV』のみである。 本作で登場した新ポケモン「ロトム」だが、一般ポケモンにもかかわらず何故か戦闘BGMが伝説のポケモンのものになっている。 特殊なエンカウント・性別不明・一匹しか出現しないなど伝説のポケモンっぽい要素が複数あり、さらに図鑑ナンバーが伝説のポケモン「ユクシー」と連番になっていることも相まって伝説のポケモンと勘違いする人が多かった。 シロナは初代以来のエキスパートタイプがないチャンピオンだが、後の世代で登場した際も含めて使用ポケモンは何かしら育成に手間のかかるポケモンばかりという特徴がある。 プラチナの手持ちだけ見ても、なつき進化のルカリオ、なつき進化に加えて進化の石が必要なロズレイドとトゲキッス、捕獲が大変なミカルゲ、出現場所も進化方法も特殊なミロカロス、出現率が低く最終進化が遅いガブリアスとなっている。 バトルファクトリーと同様の施設は『HGSS』にも存在するが、そちらは登場するポケモンの法則性などが一部変更されており難易度が下がっているため「プラチナのネジキが最難関」として、その高難易度っぷりを轟かせている。 2008年の映画で配布された特別なレジギガスを持っていると、『プラチナ』でレジロック・レジスチル・レジアイスが出現した。 この3種は第四世代での入手手段はこれのみで、特別なレジギガスの入手は現在極めて困難。なお、この3匹は全国図鑑完成に必要なので、『RSE』で捕まえてパルパークで転送するのが現実的である。 本作の一般トレーナーの中には『劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション(第三世代)』のトレーナー達が紛れている。手持ちポケモンの特徴もそのままなので、当時のポケモン映画を楽しんでいたファンはすぐに気が付いたものだろう。 特に、『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』の登場人物「アーロン」とそっくりな姿をしたトレーナー「ゲン」はこうてつじまで共に行動した後にリオルをくれる他、エンディング後もバトルタワーのダブルバトルやファイトゾーンのしょうぶどころ(『プラチナ』のみ)で再会できる。 欧州版『プラチナ』および韓国版ではゲームコーナーにあるスロットマシンで遊べなくなっている。 ギャンブル要素を含むゲームはPEGI(欧州)やGRB(韓国)などのレーティングだと問答無用で12歳以上になってしまうため、その関係と思われる。 コイン自体は単にスロットマシンを調べるか、またはゲームコーナーの受付で入手可能。 第五世代以降はより規制が厳しくなったのか国内版を含む全バージョンにおいて作中にカジノ施設そのものが登場しなくなった。過去作のリメイクであっても例外ではない(*32)。 『プラチナ』の項に書いた強化ライバルの御三家ポケモンの最終的なレベルは85になる。 これは当時『金銀』のレッドのピカチュウのレベル81を抜いて(経験値を取得できるバトルでは)歴代最高だったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』にてレッドのピカチュウのレベルが88に上がり、わずか1年で歴代最高レベルの座を奪還されてしまった。 バトルタワーのWi-Fiバトルルームを攻略することでポケモンに付けられるリボン(ワールドアビリティリボン)が存在するのだが、前述のとおり現在はニンテンドーWi-Fiコネクション終了により、正規プレイではこのリボンを付けられなくなった。 第六世代以降ではバトルタワー関連のリボンが一つのリボン(おもいでバトルリボン)にまとめられるのだが、関連リボンをいくつ入手していたかで色が変化し、8種類コンプリートしていると金色になる仕様がある。第九世代の『SV』ではワールドアビリティリボンが現在入手不可であることを考慮してか、金色になる条件が「関連リボンを7種類以上入手」に緩和された。 ニンテンドー3DSで本作のコンテストをプレイする際、ある操作を行うことでダンス審査でNPCがダンスをほぼ確実にミスするようになる。 コロコロコミックで本作を原作にした漫画「ポケットモンスターダイヤモンド・パール物語 ポケモンDP」が連載された。作者は伊原しげかつ氏。 「テンガンざん やりのはしら」での出来事の後の物語が原作とは大きく異なっている。 また、主人公がほのおタイプやこおりタイプのポケモンを持っていない。上記の「レパートリーが少ない」という点から、原作再現と言えるかもしれないが… 氏にとって思い入れがあるようで、現在もTwitterで登場キャラのイラストをよく投稿している。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に「テンガンざん やりのはしら」がステージとして登場する。 ルカリオもファイターとして登場。唯一DSソフトが初出のファイターとなっている。 「X」で登場するファイターの中では初登場となるソフトが最も新しい。次回作以降もDLCを除けばポケモンシリーズのファイターが初登場となるソフトが最も新しい。 2021年11月19日にSwitchでリメイク作品『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』が発売。 開発はゲームフリークではなく、『Pokémon HOME』や『ドラクエ11』(『S』含む)『CODE VEIN』『NieR Automata』にも関わった株式会社ILCAが担当。 2022年1月28日には遥か昔のシンオウ地方(ヒスイ地方)を舞台とする本編『Pokémon LEGENDS アルセウス』が発売。ジャンルはアクションRPGとなっている。 開発は従来通りゲームフリークが担当した。 アルセウスのいる「はじまりのま」へ行くのに必要なキーアイテム「てんかいのふえ」がデータ上にあるが、ダークライとシェイミのキーアイテムが配信されたプラチナでも配信されず、没アイテムで終わった。 その後、上述の『アルセウス』にてアルセウスに会うためのキーアイテムとして「てんかいのふえ」が初めて実装。さらに『BDSP』でも条件付きで「てんかいのふえ」が入手可能になり、それを使ったイベントがようやく正式に日の目を見た。 シリーズ内での人気は非常に高く、シリーズの人気ランキングではトップに行くことも珍しくない。 2021年12月27日にテレビ朝日系列で放送された『テレビゲーム総選挙』では11位に選ばれ、『ポケモン』シリーズの中では最高位となっており、本作に対する強い支持者も多いことが窺える。 本作のハクタイジムにおけるくさタイプ使いのジムリーダー「ナタネ」だが、発売当初から彼女の髪型について論争があった。 ナタネの髪型は茶髪の下に黒い部分が存在しており、この部分について「ヘアバンド」「影」「色違いの地毛」など様々な意見が出ていた。 この件について、本作のアートディレクターを務めた杉森建氏が2011年に自身のTwitterで「地毛である」と明言している。リメイク版の早期購入特典であるアートブックでも改めて言及された。 ダイヤモンド・パールの内部データにバトルファクトリーと思しきMIDIファイル「SEQ_BF_FACT」が存在する。シーケンスデータは「ドレミファソラシド」のみで実質無し。 恐らくダイヤモンド・パールの時点でバトルフロンティアを実装する予定だったと思われるが、時期が足りずに没になったと思われる。
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/3776.html
ポケットモンスターシリーズ ポケットモンスター 2021年10月~21年12月 共通事項 放送時間…金曜18 55~19 25 全日のヒッチハイク 0’30”…M(McDonald s) 固定スポンサー + ... 本編 タカラトミー The Pokémon company 第一パン 小学館 任天堂 LOTTE Sony Music ヒッチハイク M(McDonald's) 2021年10月1日 本編スポンサー 0’30”…タカラトミーアーツ、The Pokémon Company、第一パン、小学館、任天堂、LOTTE、Sony Music 2021年10月22日 本編スポンサー 0’30”…第一パン、小学館、任天堂、LOTTE、Sony Music、タカラトミー、The Pokémon company 2021年10月29日 本編スポンサー 0’30”…小学館、任天堂、LOTTE、Sony Music、タカラトミー、The Pokémon company、第一パン 2021年11月12日 本編スポンサー 0’30”…LOTTE、Sony Music、タカラトミー、The Pokémon company、第一パン、小学館、任天堂